最下層からの成り上がり投資術!
【第194回】 2016年1月5日公開(2016年1月6日更新)
バックナンバー

「最下層からの成り上がり投資術!」

著者・コラム紹介

最下層からの成り上がり投資術!

藤井英敏 ふじい・ひでとし

カブ知恵代表取締役。日興證券、フィスコ等を経て05年にカブ知恵を設立。歯に衣着せぬ語り口が個人投資家に人気。雑誌「ザイ」をはじめ多方面に活躍中。

藤井 英敏

2016年の日本株市場は「上海株式市場の急落」
「サウジとイランの外交断絶」「円高ドル安の進行」
が原因で大幅下落のスタート!

 あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いします。

 さて、2016年の大発会は波乱となりました。日経平均株価は大納会比582.73円安の1万8450.98円でした。これで「お屠蘇気分」が吹っ飛んだ投資家は多いことでしょう。

大発会で大幅下落した3つの原因

 大発会の下落の背景は、サウジアラビアによるイランとの外交関係断絶の発表や、低調な製造業購買担当者景気指数(PMI)を受けて上海株式相場が大幅に下落したこと、そして、ドル安・円高が進行したことなどです。

 まず、サウジアラビアが2日にシーア派の宗教指導者らを処刑したため、イランの首都テヘランでは、これに抗議する群衆がサウジ大使館を襲撃したため、サウジは3日にイランとの断交を表明しました。

 次に、中国の昨年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2と、11月の48.6に比べて0.4ポイント低下しました。これが嫌気され、中国の上海と深圳の両証券取引所は、「CSI300」の下落率が7%を超えました。このため、現地時間13時33分(日本時間14時33分)から全ての株式、ファンド、新株予約権付社債などの取引を終日停止すると発表しました。そして、これらを織り込む格好で、東京外国為替市場で円が対ドルで一段と買われ、14時48分には1ドル=119円24銭の円高・ドル安水準を付けました。

 ちなみに、日銀短観(12月調査)では、事業計画の前提となっている想定為替レート(大企業・製造業)は、2015年度は1ドル=119円40銭(上期は120円84銭、下期は118円00銭)です。つまり、今後のドル/円レートに関しては、1ドル=119円40銭が、強気・弱気の分水嶺として、意識される見通しです。これより円安なら強気、円高なら弱気になるという具合です。

為替相場はドル安・円高で推移する可能性が高い

 ところで、今年最初の取引の4日のNYダウは3日続落し、前年末比276.09ドル安の1万7148.94ドルでした。一時、1万6957.63ドルと、15年10月半ば以来およそ2カ月半ぶりに、心理的節目の1万7000ドルを割り込む場面がありました。この下落の背景は、中国株、欧州株の下落に加え、12月のISM製造業景気指数が48.2と、09年6月以来の低水準となり、市場予想の49.0を下回ったことが嫌気されたためです。一方、米国の12月のPMIは51.2と、景気判断の境目となる50を上回ったものの、12年10月以来3年2カ月ぶりの水準まで低下しました。

 中国及び米国の冴えないPMIをみる限り、先行きの世界経済に対して、強気になれない状況です。特に、米国の景況感の落ち込みが顕著です。この状況が続くようなら、米国の利上げピッチは緩慢となり、その結果、為替市場ではドル/円相場がドル安・円高で推移する可能性が高まることでしょう。当然これは、日本株にとってネガティブな材料です。

 一方、足元の相場下落の震源地のひとつである中国では、5日、中国証券監督管理委員会が、昨年夏から株価対策の一環として禁止されていた大株主による保有株式売却に関して、「市場の公平性や投資家の利益を守るため、大株主による売却に関する規制を近日中に公表する」との声明を発表しました。これは市場に一定の安心感を与えました。

1月8日(金)が日経平均株価の転換点になる理由

 当面の日経平均株価に関しては、テクニカル的に、25日移動平均線(5日前場現在1万9194.55円)や5日移動平均線(同1万8773.52円)を下回っている限り、調整色の強い動きを続けるとみています。特に、5日移動平均線を割り込んだ状態では、下値模索を覚悟しなければならないと考えています。

日経平均株価チャート(日足・3カ月)*チャート画像をクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

 また、日足ベースの一目均衡表の雲下限を割り込む状況も同様で、下値不安が強まる見通しです。逆に、5日移動平均線を上回れば、リバウンド機運が高まり、まずは25日移動平均線を目指すことでしょう。

 一方、日経平均株価に代表される日本の主要銘柄が調整している間は、新興市場を中心にした小型のテーマ株物色が継続することでしょう。この傾向は、個人の節税売りが終了した2015年12月28日以来の傾向です。

 足元での人気テーマは、「自動運転」「ドローン」「民泊」「マイナンバー」などですね。これらのテーマに合致した銘柄群が、アクティブ個人の活発な売り買いの結果、商いを膨らませ、株価が急騰する銘柄が目立っています。この傾向が終わるには、日経平均株価が目先の底入れを果たすことが条件になるでしょう。それまでは、投機資金の受け皿として、テーマ株の人気は継続する公算です。

 日経平均株価の転換点となりえる日程は1月8日です。

 8日は株価指数オプションとミニ日経平均株価先物1月物のSQ算出日です。また、8日には2015年12月の米雇用統計が発表されます。これらのイベントを無事通過するようなら、相場の不透明感が後退し、売り方の買い戻しや、押し目買いが入ることでしょう。よって、昨年12月1日の2万12.40円をピークに始まった調整は、8日前後に終了する可能性が高いとみています。

 年初から波乱の展開となり、不安の色の濃いスタートですが、現時点では過度の悲観に傾く必要はないと認識しています。むしろ今は「押し目買い」タイミング待ちと考えています。まあ、今年も始まったばかりです。売りも買いも、焦って行う必要はないでしょう。冷静に落ち着いて、狙いすましたタイミングで、エントリーすればよいのではないでしょうか。

 それでは、読者の皆様、今年も株式投資でガッポリ儲けて、資産をガンガン増やしてください!!

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
株主優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!
【2016年12月2日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税抜) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 30万円 50万円 100万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
139円 272円 270円 858円/日 2288本
米国、中国
、アセアン
【おすすめポイント】
2016年5月からスタートした「超割コース」は、手数料が低水準のうえ、手数料の1〜3%をポイント還元! さらに、投資信託を持っているだけでポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まったポイントは、楽天スーパーポイントやJALマイルに交換可能だ。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経新聞の記事も無料で読むことができる。さらに、投資信託数が2000本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。
【関連記事】
◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!~使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円 300円 500円 1000円/日 90本
【おすすめポイント】
最大のメリットは、なんといっても1日の約定金額の合計が10万円以下であれば売買手数料が無料という点。資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。さらに、2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査で、証券業種の第1位を獲得! その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料になる「一日信用取引」、手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。
※1日定額制の場合
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】10万円以下の株取引は手数料0円!その他無料サービスと個性派投資情報も満載
◆「株初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこ?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・松井証券の公式サイトはこちら
◆カブドットコム証券⇒詳細情報ページへ
90円 250円 250円
1017本
【おすすめポイント】
三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券。口座開設を申込後、最短で翌日から取引可能なので、思い立ったらすぐに株式投資を始められる。逆指値やトレーリングストップなど自動売買機能に力を入れており、リスクを抑えつつ利益追求が目指せるため、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家にピッタリ! 一方、板発注機能装備のトレードツール「kabuステーション」は、その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」を備え、デイトレードに便利。手数料無料の「フリーETF」も魅力。投資信託の積立は最低500円からできるので、投資初心者にもおすすめだ。
【関連記事】
◆【カブドットコム証券おすすめのポイントは?】無料の「フリーETF」や 最強銘柄選びツールの賢い使い方とは?
◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・カブドットコム証券の公式サイトはこちら
1約定ごと 1日定額 投資信託 外国株
10万円 30万円 50万円 100万円
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
88円 241円 241円 797円/日

(CFD)
【おすすめポイント】
売買手数料の安さはネット証券でも最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、先物・オプション、FXのほか、CFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引ができ、投資信託を除けば、この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFD、FXも活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆【GMOクリック証券のおすすめポイントは?】コストが激安な上にツール、投資情報も充実、5大ネット証券に次ぐ大手ネット証券に成長!
◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
100円 250円 450円 2500円/日 955本
米国、中国
【おすすめポイント】
1注文30万円までなら手数料の安さはトップクラス。小型株中心に売買する人には、魅力的な値段設定と言える。米国株も最低手数料5ドル(税抜)から買えるので、非常にお手軽だ。多彩な注文方法や板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」など、トレードに役立つツールもそろっている。中でも、日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」は、スイングトレードのときに参考にしたい。
【関連記事】
◆【マネックス証券おすすめのポイントは?】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
139円 272円 270円 762円/日 2371本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【おすすめポイント】
ネット証券最大手。手頃な手数料はもちろん、痒いところに手が届くような豊富なサービスにも注目したい。投資信託の数は2000本超でダントツ。IPOの取扱い数は、大手証券会社を抜いてトップPTS取引(私設取引システム)も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は、米国、中国、ロシアのほか、アセアン株式も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株は、2016年7月の値下げにより手数料が最低5ドルから取引可能になった。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。
「2016年 オリコン日本顧客満足度ランキング ネット証券」では、10度目の1位を獲得
【関連記事】
◆【SBI証券のおすすめポイントは?】IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実!
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【証券会社おすすめ比較】売買手数料ランキング(1約定ごと)・SBI証券の公式サイトはこちら
※2016年12月2日時点の情報です。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。ランキングは、1約定ごと(10万円)の売買手数料を基準に作成。

 

手数料の安さ、外国株や投資信託の豊富さに加え、
口座開設すれば利用できる「日経テレコン」で
日経新聞の無料購読も可能!⇒関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!楽天証券の公式サイトはこちら

 

日経新聞が無料で購読可能! NISAの手数料が最安! 口座開設の早さはピカイチ!
楽天証券
楽天証券
手数料の安さ、ツールの
使いやすさが魅力!
マネックスの口座開設はこちら!
マネックス証券
日本株も海外株もNISAの手数料が無料
カブドットコム証券証券の口座開設はこちら!
カブドットコム
証券

最短翌日に取引可能な
スピード口座開設も!
取引ツールで日経新聞が無料で読めるメリット大!関連記事 NISAの手数料の安さがピカイチで商品も充実!関連記事 口座開設が早いだけでなく手数料も最安レベル!関連記事
Special topics pr

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! [クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2016]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2016年版、クレジットカードのおすすめはコレ! その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

17年の日本株講座
株主優待ベスト136
注目ふるさと納税64

1月号11月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!

【266名様に当たる!株主優待品大プレゼント】
特大付録ふるさと納税駆け込み特産品64
2017年儲けるため日本株講座
・発表!高配当株超成長株の本命株ベスト20
・権利確定月別!株主優待ランキング136!
最高16%超優待&配当利回りベスト30
10万円以下も42!少額で買える優待株30
桐谷さんほか優待投資家15の優待満喫生活
少額でも勝てる本格上昇目前3万円株10
・読者の保有投信&ポートフォリオ激辛診断
NISAの枠を使い切るベスト投信22&株12
・トランプでどうなる米国株&買いの8銘柄
・今後3カ月間日本株&為替の透視図
・勝谷誠彦の1000万円株投資日記
AKB48 in NISA株&投信ファイト
・マンガ「恋する株式相場!」
・マンガ・「60~65歳の年金空白期の埋め方」
付録「1万円からできるラップ口座大解剖」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

おすすめクレジットカード!ANAカードでマイルを貯める裏ワザとは? 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!