メリットを最大限に活かせるのが「直売」
そして、そんなメリットを最大限に活かせるのが「直売」です。
風来では、キムチ用の白菜をつくり、母親から教えてもらったキムチづくり・販売からスタートしました。
生鮮野菜と違って加工品は、なかなか市場で採ってくれないので、売り先を見つけることから始めました。
近所のスーパーに置いてもらえないかとよく通ったものです。
中でも鍛えられたのが「引き売り」。
引き売りとは、路上で移動しながら、呼び込みをして食事を提供したり、物品などを販売することです。
風来の場合も、起農当初、実店舗もなかったので、軽自動車のバンに漬物と野菜を積んでよく売りに出かけました。
このとき、実際に売りに行ったことが自信にもつながっています。
ネット販売中心となった今でも、その頃の経験が大きく役立っています。
「小さい農」を始めるときには、まず「引き売り」をしてみることをおすすめします。