ビジネスパーソン必須の
会計用語はプロから学ぶ

 このように商品など「モノ」に対する用語というのは、そのまま使えるケースが多いのですが、マネジメント用語に代表される「状態」を表す単語は、そうはいかない場合もあります。例えばprofit, income, margin, earnings, returnは全て「利益」と訳されますが、英語では“どんな行動の結果”で得られた利益なのか示唆する単語もあるのです(『会計プロフェッショナルの英単語100』75ページ参照)。

 これらの用語は普段の業務を進める中では必要ないかもしれませんが、課長以上の役職を持つ方や、プロジェクト管理を任される方が知っておきたい英単語。『会計プロフェッショナルの英単語100』では、投資をする人や決算書を読むために必要な単語が使い方や関連用語と共に詳しく説明されています。

 BSの単語58、PLの単語42は決算書頻出のカテゴリごとにまとめて解説され分かりやすいだけでなく、各章の合間に挿入されるTipsでは一流のビジネスパーソンが知っておきたい表現を解説。知ってるはずなのに急には出てこない、数字の読み方、各業界を表現する英単語、グループ会社の表現方法などおさらいしておきたい内容が詰まっています。