「大手7社・2.5万人」の
調査データから見えてきたこと
「アルバイトに関する大規模な調査を行なった」と書きましたが、この調査は東京大学・中原淳研究室とパーソルグループ(総合人材サービス国内大手)との共同研究のかたちで遂行されました。今回はとくに、同グループの所属企業であるパーソル総合研究所のみなさんに全面的にご協力をいただいています。
この研究プロジェクトは2014年に立ち上げられましたが、私たちはその一環として、大手企業7社8ブランド(飲食業×4・小売業×2・運輸業×2)に関わる総勢約2万5000人もの方々にアンケート調査をし、じつに興味深い“現場の声”を多数集めることができました。
しかも調査対象は、いまアルバイトとして働いている人だけでなく、面接を担当している人、アルバイト探しをしている人、すでにアルバイトを辞めてしまった人、そして店長やマネジャーとして活躍している人など、じつにさまざまです。これは、アルバイト・パートに関する国内調査としては、過去最大規模のものだと思います。
こちらが調査の概要データです。
■5つの調査の概要
■有効回答件数(業種・性別・年代・属性別)