一流のリーダーは
「心の器」が求められる

本連載が新刊『なぜ一流のリーダーは東京ー大阪間を飛行機で移動するのか』にまとめられ、11月2日に発売されました。「一流のリーダー」たちに共通する、多くの人とは異なる彼ら特有の考え方、発想法、仕事の仕方、生き方とは?

 これまで補佐してきたリーダーたちから、こんな言葉を聞いたことがあります。

「孤独から逃れようとしているうちは、一流のリーダーにはなれない」
「孤立はよくないが、孤独になってやっと1人前だ」
「孤独を愛してこそ、孤高の人になれる」

 どの言葉も、真実を語っているのではないでしょうか。一流のリーダーには、とてつもなく深い孤独に寄り添い続ける「心の器」が求められるのです。

 また、リーダーたちの側で働いてきて感じたのは、次のことでした。

 孤独の「深さ」を知っているからこそ、周りの人に優しくできる。
 孤独の「大きさ」を知っているからこそ、周りの人の心の辛さがわかる。
 孤独の「闇」を知っているからこそ、周りの人の心の機微を感じることができる。

「孤独」を愛する一流のリーダーこそ、周囲の人たちと「心」と「心」で会話ができるのです。

 一流のリーダーは、「孤独」を親友とし、うまく折り合いをつけながら上手につきあっています。そういうリーダーが信頼されるのは、言うまでもないでしょう

 職場で「孤立」することなく、「孤独」を愛し、「孤高の人」になるために、まず何から始めますか?