総務は経営と現場との間に立ち「ハブの機能」になれ

 総務は経営と現場の中間に位置する。その利点を最大限に活用することが経営にとっても大変重要である。

 総務自身もその立ち位置をしっかりと理解し、その機能を十二分に発揮することが望まれる。

 経営としては現場に経営の思うように動いてもらいたいと思っている。一方、現場も経営が何を考え、自分たちはどのように動いたらいいかを知りたいはず。

 総務がその中間に立ち、経営に対して、現場の状況を伝え、現場目線に立てる情報を伝え、現場が理解しやすいコミュニケーションが取れるサポートをする。現場に対しては、経営の思いを現場に即した状況で伝える。このように、経営と現場の中間に立ち、円滑なコミュニケーションが図れるハブとして機能するべきなのである。

 一方、総務としてこの機能を十二分に果たすにはしかるべき努力が必要となる。

 往々にして総務は机の上だけで仕事をしがち。積極的に現場に出向き、社員がいま何を考えながら仕事をしているのか、どのような課題や不安を抱えているのかを掴むことが必要。現場の空気感を把握しに行くことが大切なのだ。大事なことは、どこまで現場目線に立てるかということ。

 そのためにも、先に記したように現場に出向き、目線を合わせる努力が必要となる。

 総務の立ち位置、経営と現場の中間、経営と現場との間に居るコミュニケーションのハブ機能。この機能が発揮されることにより、経営の思いが現場に届き、現場の状況が経営に届く。

 経営としては、この機能を理解し、大いに総務を活用してほしいものである。それが取りも直さず、総務の会社に対する成果実現のためのあるべき姿にも通ずるのである。

【戦略総務になるために必要な10ヵ条】
(1)現場に精通(2016.9.15公開)
(2)小さな工夫を即アクション(2016.10.6公開)
(3)良好な人間関係、信頼関係の構築(2016.11.14公開)
(4)コミュニケーションのハブ機能(2016.12.7公開)
(5)ゼロベース思考、引き算思考(2017.1.13公開予定)
(6)社会の動向に敏感になる
(7)モノよりコトで発想する
(8)専門性を高める
(9)外部ネットワークの充実
(10)当事者意識を持つ