効率的に「寝逃げ」するためのポイント
「寝逃げ」をうまく活用するためのポイントは2つ。
ひとつは、眠りに執着しないこと。「寝逃げをするために、早く眠らなくては」と焦って眠れなくなってしまっては本末転倒だ。
もうひとつは、寝る前に解決したいことをきっちり頭の中で整理すること。情報を手帳やノートに書き出してしまうのもいい。起きているうちに情報を明確にすることによって、眠っているときの脳の最適化機能はより高まる。
また、「寝逃げ」の効果を最大限活用するためには、良質な睡眠も欠かせない。良質なノンレム睡眠(脳の睡眠)によって脳をしっかり休めること、ノンレム睡眠とレム睡眠のバランスが良いことなどが大切である。睡眠の質が悪い人は、潜在能力も引き出せないのだ。
拙著、『朝5時起きが習慣になる「5時間快眠法」』では、良質な睡眠をとるために効果の高い手法を厳選して紹介している。ぜひ参考にしてほしい。