また、「着用の目的」別に、5本以上は揃えること。スーツ姿の時、ネクタイは相手に最も強い印象を与える。自分の「イメージカラー」を中心に、毎日替えることを前提に本数を揃えてほしい。

「トレードマーク」として使用する場合、勝負スーツ用に同じ色柄のネクタイを2本、購入される方もいる。

ネクタイの「色」は
多くを物語る

 服飾戦略では、自分が相手に与えたいイメージや自身の理念と合う「イメージカラー」を決めておき、ネクタイにその色を取り入れる。ここでは一般的に、ネクタイの色が与えるイメージを挙げてみる。

・赤系……力強く外交的、やる気があり華やかな印象を与えられ、情熱を感じさせたい勝負の日や営業の日に選びたい色。原色に近づくほど活発で、暗くなるにつれて落ち着いた印象を与える。また赤には、自分の気持ちを前向きにする力もある。

・青、水色系……日本では、ビジネスシーンにおいて最も使われている色といっても過言ではないほど人気の色。礼儀正しい、信頼できるという印象を与えるので、目上の人と会う時、大切な商談の時などに着用してほしい。知的、真面目、若々しいといった印象、信頼感を相手に与えられる。色が濃くなると落ち着いた印象に、水色に近づくと爽やかな印象になる。

・ピンク……優しい、気配りができるという印象を与えられる色。女性とのコミュニケーションを円滑にしたい日、デートの日、甘え上手になりたい時に着用するとよい。

・黄色系……明るさや親しみやすさといった、ポジティブな印象を与えることができる色。コミュニケーションを円滑にする効果もあるといわれ、初対面の人と会う日、発言力が欲しい時に着用するとよい。ただ、カジュアルな印象にもなるので、金融業界など堅い業界では着用を控えたいところ。

・緑色……穏やかで話しやすい印象を与える色。込み入った話をしなければならない時や、相手を安心させたい日、トラブルを避けたい時に着用するとよい。