食い物が欲しい時、説教はいらん。
飲み物が欲しい時、識者はいらん。

 14日夜、ツイッターに「北茨城は、水道、電気、はしっていません。救援物資が届いていないし、厳しい状態です」と情報が! 早速「メールください」とメルアドをツイート、詳細を確認、「今すぐ食べるもの、今すぐ飲めるもの、今すぐ暖めるもの」をと、物資を集める。

■3.15
  救援物資をまとめ、15日朝、駆けつけてくれた仲間に託す。「救援物資届きました! 北茨城市役所へすべて運びました。本当にありがとうございます!」とツイートが入る。(3月15日13:50)

 栃木の事務所には、ツイッター、フェイスブック、メールでの呼びかけに応え、東京はじめ各地の仲間が物資を持ち寄って続々集まってくる。夕刻には滋賀県大津市から電話が入り、「2トンの飲料水を明日届ける」という朗報。こちらも500リットルのタンクを4つ購入する。水を市役所が供給してくれないか、日光市、下野市などにあたる。

 15日23時過ぎ、一面識もない人達が静岡県富士市から4トントラックにカップラーメン、水、粉ミルクを1000食分ぐらい持ってきてくれた。熱い感謝! 食い物が欲しいとき、説教はいらん。飲み物が欲しいとき、識者はいらん。自分が被災してたらしてほしいと思うことを、可能な限りしてあげるのが愛だと俺は思う。

■3.16
  16日午後には、10トントラックに5トントラック、そして運転手さんもゲット! 緊急車両として許可もいただき、5000人分の食材と2トンの水、粉ミルク、オムツ、毛布を宮城・岩手に運ぶ準備ができた。

 物資が行き届かない避難所に、全国の愛ある皆様から預かった物資を届ける、それが僕らの役割。ツイッターを見てくれている人たちに、被災者の方へのメッセージをファックスで送ってくださいと呼びかけたら、わずか10分でファックスの機械が壊れるんじゃないかというほど、続々送られてきた。有難い。避難所がきっと明るくなることだろう。

被災地での支援活動の映像は http://www.facebook.com/katou.shushi.shinsaishien

加藤秀視さんの講演会を4月13日に開催します。詳細は http://www.libro.jp/news/index_2.php