投資額が4倍になって返ってくるなんて、なんとも割がいい金融商品である(革命的非モテ同盟は、「利息制限法違反だ」と主張している)。もちろん、すべての女性がそう考えているわけではないが、「義理」に対するお返しとして、男性側も仁義を欠くわけにはいかない。懐が寒かろうが、見栄を張ってでも精一杯、心づくししたいものだ。

女性に喜ばれるホワイトデーのお返しは?

 さて、今年のホワイトデーだが、残念なことに平日の火曜日である。「義理チョコへのお返しをどうしようか」と、すでに頭を悩ませている男性も多いのではないか。“4倍返し”が負担になるのなら、あれこれ工夫して金額以上に価値を“盛る”方法もある。

 最近では、“SNS映え”が消費のキーワードになっている。“SNS映え”する写真を撮るために、ラテアートが有名なカフェに行ったり、旅行に出かけたりする人もいるそうだ。となれば、金額にこだわらなくても、女性がついついSNSにアップしたくなるようなお返しを用意できれば、好感度が上がることになる。センスが問われるため、むしろ難易度が上がるとも言えなくもないが、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。どちらにしろ、もはやバレンタイン、ホワイトデーは何でもありなのだから。

 とはいえ、お返しに悩んでいるあなたは、まだ幸せなほうかもしれない。バレンタインデー粉砕デモでは、「もらったチョコの数で人間の価値を決めるな!」「非モテにも愛を分けろ!」というプラカードを掲げた参加者もいたそうだ。ハフィントンポストの報道によると、沿道からは「モテないのなら、モテる努力をすれば良いのに」との声も上がっていたという。“モテ”にも自己責任論の波が押し寄せているのだろうか。

 筆者はモテる努力も、デモをする元気もないので、「俺チョコ」で我慢しようと思う。

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(フリーライター 宮崎智之)