突起をなるべく隠したスタイリングが斬新


 まるで美しい卵のようなスタイリングコンセプトはマクガバン氏によると「リダクショニズム」のたまもの。ものごとをシンプルな要素に“還元”する考えかたでデザインしたという。

 インテリアもリダクショニズムのコンセプトを感じさせる。とりわけダッシュボードにはスイッチも少なく計器の存在もわからないほどだ。

 エンジンに火を入れ黒いパネルに触れると、コントロール画面のモニタースクリーンが立ち上がる。ドライブモード切り換えやエアコン設定やインフォテイメントシステムの操作など、2つのTFT画面のタッチコントロールで行う。

「デュアルタッチプロ」と名づけられた液晶を使ったコントロールは触れるとこのように起動する


 いっぽうでシート素材は見て美しく、触れて気持ちがよい。「レザーと同等かそれ以上のクオリティ」とインテリアデザイン担当者が胸を張るファブリックが使われている。ランドローバーが高級素材メーカーと共同で開発したものという。

 エンジンは2リッター4気筒と3リッターV型6気筒。どちらもガソリンとディーゼルがある。これに、ベースになったジャガーF-Paceと同じ後輪駆動ベースの総輪駆動システムが組み合わされているという。

 欧州での発売は2017年夏といい、日本ではまず秋に実車がお目見えするのではないだろうか。価格は600万円台からで上は1000万円を超えそうだと日本法人のジャガーランドローバージャパン広報部では話している。