ビジネス書を読んで、実際にそのとおりにやってみたという人はなかなかいませんよね。書店でたまたま手に取った本の内容を実践してみたら、なんと年収1000万円超になった堀口博行さんが、その成功ノウハウを5回にわたって紹介します。ビジネス書は読むだけでなく、実際に行動することが大事なのです。

行きつけの書店で偶然見つけた
『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』の衝撃

 ある日の夕方、行きつけの書店に行って、ビジネス書コーナーで立ち読みをしていました。

 なにか面白い本はないかと探していると、白いカバーの本が目に飛び込んできたのです。

 それは、加藤ひろゆきさんが書いた『ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営』という本でした。

 手に取って読み始めてみると、ものすごい速度でページが進んでいきました。

株、競馬、パチンコで儲けられない人でも、<br />不動産投資なら案外簡単に儲けられる不動産投資の常識を変えた1冊

「20万円で戸建が購入できる」

「『鬼のような指値』という値引き法」

「なんでも簡単にやってのける加藤ひろゆきさん」

「小樽・室蘭で激安戸建を購入」

 なにか脳天に響くような感激を受けました。

 いままで読んできたビジネス書とは違い、成功したことばかりではなく、失敗は失敗として面白く解説しています。

 3分の1くらいを立ち読みしたあと、面白さにひきつけられて、すぐレジに持っていきました。

 その日の晩は、帰宅してから2時間くらいノンストップで本を読みまくったのです。

 臨場感たっぷりなペンキ塗り、室蘭に寝袋で泊まった話など、まるで自分がやっているかのように読めました。

 普通は、大家さん自身がペンキを塗るなど、なかなか思いもしませんが、それを楽しそうにやっている加藤さんの描写に、自分の姿を重ねたのです。