ヘッドアップディスプレイやパーキングアシストパッケージはオプション

 MINIクーパーDというおそらく最も興味をもたれるであろうモデルに試乗した。ひとことで言うと、やわらかくて都会的。

 やわらかいと感じたのは乗り心地のよさがひとつ。もう一つはステアリングホイールを切ったときの動き。

 かつてのようにロールが抑えられてすばやくノーズが動く感覚は薄い。そのかわり、しなやかなロールとともにクルマが動く。

雰囲気あるスポーツシート(写真はレザーチェスター・ブリティッシュオークという仕様)はオプション

 2リッター4気筒ディーゼルエンジンは110kW(150ps)の最高出力と、330Nmの最大トルクを発生。これに8段ATの組み合わせだ。

 力は十分。都会で使うぶんには2000rpmよりずっと下の回転域でこと足りるだろう。中間加速もよくて、新世代ディーゼルの出来のよさにも感心する。

 室内騒音も低い。無音ではないが、実用域で不快さはいっさいないはずだ。ディーゼル特有のさまざまなエンジン音はほとんど感知できない。

先代より100リッター拡大して450リッターになったうえ3分割式後席バックレストや、オートマチックテールゲートオペレーション(オプション)で使い勝手拡大

 アクティブクルーズコントロール、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが標準装備。パーキングアシストなどオプションも豊富だ。

 「かつてのMINIは2台めのクルマでしたが、これは1台あればなんでも出来ます」。輸入元の言葉のように、ゴルフでもスキーでも、どこでも行けそうだ。