「思いつき」を「仮置き」にするからアイデア豊富になる
電話でなかなかつかまらない担当者には、FAXで物件情報を送ってみたり、自社のパンフレットを郵送してみたりする。そして時間を空けて電話をしてみる。逆に相手から電話がくるのを待つといったことも思いつくでしょう。
会社の規模や担当者の年代によってアプローチの方法を変えてみる。そうしたことも大切です。
目標を設定するときにお話ししたことですが、最初は思いつきを仮置きの方法にしていけばいいのです。実行していく中で、新しいアイデアを必ず思いつきます。
いろいろな方法を試すと、どれが失敗でどれが成功か、といったこともわかってきます。その中から、「次はこうしたほうがいいのでは」と考えるきっかけが生まれます。
ただし、気をつけたいことが一つあります。
アイデアがたくさん出ていろいろな方法を実行できるのは喜ばしいことなのですが、それだけ労力も増えてしまいます。個人だけでなく、チームであっても、かけられるリソースに限界があるわけですから、「これはダメだ」と分析して結論がついたものはどんどんやめていかないといけません。