結婚相談所に登録すると、成婚するまで婚活のサポート全般をしてくれるのが、婚活のプロである婚活アドバイザーだ。しかし、中にはこちらの婚活の意欲を消失させたり、精神をボロボロにしたりする、なんとも曲者な婚活アドバイザーも存在する。20~40代男女が「ひどい」「悪質だ」と感じた、絶対に関わりたくないモンスター婚活アドバイザーの事例を集めた。(取材・文/池田園子、編集協力/プレスラボ)
活況を呈する婚活市場に潜む
モンスター婚活アドバイザーの実態
勢いを増し続ける婚活市場。官民問わず、さまざまな婚活関連サービスが展開される昨今、結婚相談所に入会する人も増えている。
株式会社MYALLが、恋愛・婚活情報サイト「愛カツ」と恋愛結婚学研究所との共同で行った調査「婚活関連サービス市場予測2017」によると、婚活関連サービス提供事業者の中でも、上場企業各社が提供する「結婚相談所」への新規年間入会者数はいずれも上昇傾向にある。
株式会社IBJは9.4万人(2015年度)から12万5000人(2015年10月~2016年10月)、株式会社パートナーエージェントは7834人(2015年3月期)から9085人(2016年3月期)、株式会社ツヴァイは1万1151人(2014年度)から1万2291人(2015年)といった具合だ。
婚活関連サービスの中には、婚活アプリや婚活サイトなど、婚活者がネット上で自由に進められるものも多く、その使いやすさから自分のペースで婚活したい人たちの間で広く普及している。利用料金も結婚相談所と比べてリーズナブルである。
一方、結婚相談所はお金も時間もかかる。その分、カギになるのは婚活アドバイザーの存在だ。婚活アドバイザーは、いわば婚活指導のプロである第三者。そんな人物が間に入ってくれることで得られる安心感が評価されているのだろう。