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『Fortune 100』全企業が利用!日本人が知らない
世界で最も有名なアンケートツールの“つながり力”
―SurveyMonkeyのデイブ・ゴールドバーグCEOに聞く

【第2回】 2011年7月18日
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――なぜ、短期間で世界ナンバーワンの地位を獲得できたのか。何か革新的な手法をとったのか。

 特に革新的なことをやったわけではない。注目された最大の理由は、「使いやすさ」だと思う。当社は、2年前は12名で運営していた小所帯だったため、ユーザーからの問い合わせに対応する負担を減らす目的もあり、高機能ながら誰にでも使えるようにしようと改良を続けてきた経緯がある。

 世の中のソフトウェア企業の戦略は、自社のサービスに機能を追加することだが、その結果非常に複雑になることが多い。我々はその逆であり、システムをより簡単にすることで誰もが手軽に、スピーディに使えるようにすることを重視した。一方で、アンケートの集計結果を他のユーザーと共有でき、ボタンをクリックするだけで回答結果をチャート化・グラフ化できる機能など、利便性も重視している。

ユーザーが倍々ペースで増加!
アンケートが持つ「口コミ力」の威力

 また、「バイラル(口コミ)効果」で成長している側面もある。そもそもアンケートは、作る側も回答する側も大きな満足感を得られるものだ。アンケートを作ったユーザーは、回答を得ることで大きな満足感を得て、「またアンケートを作りたい」と思う。一方、回答したユーザーも「サーベイのアンケートに答えた」という満足感を得られる。

 こうした両者の関係性が好循環を生み、今では誰かが「SurveyMonkey」でアンケートを作成すると、それを見たり聞いたりして「回答したい」「自分も作ってみたい」というユーザーが続々と現れ、アンケートの数が10倍、100倍ペースで増えていくようになった。

 様々なアンケートが作られることで、グーグルなどの検索画面では「SurveyMonkey」というキーワードがいつも上位に表示されるようになった。スタート当初は今ほどSEO対策の重要性が唱えられていなかったが、結果としてこのバイラル効果がSEO対策につながり、サービスの認知度アップをさらに促した。

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