ワイス そのとおりだと思います

スタンフォードのエリートが「マインドフルネス」に魅了される理由「スタンフォードでいちばん人気の授業」(幻冬舎) 脳を鍛えるためのマインドフルネス実践法から科学的な実験データまで、自分を変えるヒントが満載

佐藤 近年、世界では予想もつかないような出来事がたくさん起こっています。アメリカではドナルド・トランプ大統領が誕生し、イギリスはEUから離脱しました。こうした世の中に漂う不安感も、ワイス先生の授業が注目されている理由でしょうか。

ワイス そうかもしれません。想定外の出来事が次々に起これば、自分の外にある世界は変えられないことを誰もが実感します。要は、そういう予想もしないような変化にどう対応するかなのです。それには自分の精神力を鍛えることです。そうすれば、変化にもうまく対応できて、過度に失敗も恐れなくなります。

佐藤 日本でもマインドフルネスがブームとなりつつありますが、マインドフルネスの研究で来日される予定はありますか。

ワイス 日本にはぜひ行きたいと思っています。マインドフルネスが日本でも注目されていると聞いていますし、日本の寺院やコミュニティーで伝統的に行われてきた修行についてもっと学びたいと思っています。日本には仏教とともに生きてきた長い歴史と美しい文化があります。日本に行って、文化や人々について研究するというのは、私にとってこの上なく光栄なことなのです。

(続きはダイヤモンド・オンラインにて6月29日(木)公開予定です)

リア・ワイス(Leah Weiss)
スタンフォード大学経営大学院講師。専門はマインドフルネス。ビジネスに最適なマインドフルネス実践法、個人や集団の目標を実現させるためのマインドフルネス活用法などについて研究。MBAプログラムでは選択科目「マインドフルネスと思いやりのリーダーシップ」を教える。ダライ・ラマ法王の協力によって設立された「スタンフォード大学共感と利他精神研究教育センター(CCARE)」にて、共感力養成プログラムの責任者兼講師を務める。健康、マインドフルネス、人生の目的、イノベーション、職場での協力関係などをテーマに独自のトレーニングやプログラムを開発し、ヘルスケア業界から金融業界まで多くの企業でコンサルティングを行う。
佐藤智恵(さとう・ちえ)
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。報道番組や音楽番組のディレクターとして7年間勤務した後、2000年退局。 2001年米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年、作家/コンサルタントとして独立。2005年よりコロンビア大学経営大学院の入学面接官。2016年よりTBSテレビ番組審議会委員。『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)、『ハーバードでいちばん人気の国・日本』(PHP新書)、「スタンフォードでいちばん人気の授業」(幻冬舎)。佐藤智恵オフィシャルサイトはこちら