仕事ぶりもまじめで、身だしなみもきちんしている。嫌われる要素など一見して見受けられないような人なのに、なぜか女子社員からの評価は低い。あなたの周りにそんな人はいないだろうか?もしかしてその原因は何気なく出している「音」かもしれない。今回は女子が嫌う「音」について紹介したい。(取材・文/フリーライター 吉永麻桔)
そのくしゃみの音、かなり嫌われているかも!
かつての上司Eさんは、かなり重度の花粉症だった。同じ花粉症の身としては「大変だね~」と言いたいところなのだが、問題はEさんのくしゃみの音量。「ハーーーーークション!」とフロア中に響きわたり、しかも1度くしゃみが出始めると1回では済まない。周囲はものすごい「騒音被害」を受けることになる。花粉症の時期のEさんのくしゃみは、社内でもちょっとした話題だった。
例えば狭い会議室でのミーティング中にEさんがくしゃみを始めると、もうたまらない。狭い空間だからこそ、音の大きさには閉口する。お客様と電話しているときに、Eさんのくしゃみで会話が途切れてしまうこともあった。大音量でお客様の声が聞こえなくなり「申し訳ありません。もう一度おっしゃっていただけますか?」と言ったことが何度あっただろうか。ある同僚に至っては、重要な書類に直筆で記入をしているときにEさんのくしゃみ騒音被害に遭い、危うく書き損じるところだったと言っていた。