大好評の本連載。今回は、どうしても入りたいならこの4本という「がん保険」をご紹介します。一定期間の保障がある「定期」タイプと、一生涯の保障がある「終身」タイプから2本ずつです。
私の理想は、前回のコラムで書いた通り「診断給付時金」のみというシンプルで安い商品なので、通院・特定治療等、お金の使途別に「充実した特約」を売りにしているような商品の評価は下がります。
では、さっそく、一定期間の保障がある「定期」タイプの「がん保険」からあげていきます。
おススメ「がん保険」その1:ネクスティア生命「カチッとがん保険」
向こう10年安く利用したい人向け
この商品は、単価が安く、保障内容を覚えておくことができるという2点で評価しています。
とにかく安い保険料で、中高年までの一定期間を乗り切りたい方におすすめです。
「カチッとがん保険」には複数の保障パターンがありますが、おすすめしたいのは「自由設計」プランです。ホームページで、入院時の日額1万円と、「がん診断給付金」100万円の2つの機能に絞ったプランが設計できます。
2つしか機能がない点をと不安に感じる向きもあるかもしれませんが、40歳までの男女であれば、毎月1000円未満の保険料負担で、がんに罹った場合には100万円が支払われるのです。10年間の保障に限定した「定期保険」であることと、人海戦術による営業を展開していないインターネット生保ならではと言えるでしょう。
私が若かったら、この保険で保険料負担を抑え、老後までに自由に使えるお金を殖やしておきたいと思います。老後が訪れる可能性は「2人に1人」どころではないからです。