昼寝はイスやソファに座った状態でします。このとき、布団で眠ってしまうと、本格的に1~2時間眠ってしまう可能性があるからです。これは二度寝のようなもので、休日の過ごし方としてはおすすめできません。

 ただ、何度もいいますが、寝すぎは禁物です。

 昼寝は30分以内にして、起きてからはだらだらと過ごさずにしゃきっと活動しましょう。

いくら寝ても眠い場合、
「過眠症」の疑いも

 起きて動くことをすすめるのは、無駄に眠ることを避けるためです。眠気には精神的な面も関係しているので、何もしたくないからといって、横になっていると、寝不足ではないのにそのまま寝てしまうことがあります。「惰眠」、いわゆるだらだら寝です。

 だらだら寝をすると、当たり前のことですが、夜の寝つきが悪くなります。本当に疲れているのか、だらだら寝なのかの見極めは難しいのですが、ふだんからハードワークで残業が続き、疲れているときにはふだんより少し遅く起きるようにしてもかまいません。

 疲れているからと、なんとなくだらだら寝るのは、あまりいいことではありません。睡眠はやはりリズムが大切ですし、メリハリをつけることが大事です。

 2時間ほど朝寝坊し、さらに昼寝をしても、寝足りなく感じる場合は、絶対的に睡眠が不足しているサインです。その場合は、いつもより早めに寝て夜の睡眠を充実させましょう。

 そのほうが、睡眠不足の根本的な解決になります。休日にだらだら寝るのは、睡眠のリズムが乱れてかえって熟睡できなくなってしまいます。

 また、いくら長く寝ても眠気が解消されず、だらだらと寝てしまう場合、単なる睡眠不足ではなく過眠症の恐れがあります。

 過眠症とは起きている状態を維持する脳の機能に障害があり、十分な睡眠を取っていても、強い眠気に襲われる病気です。過眠症の場合は専門的な医療機関を受診して、精密検査で診断し、適切な治療を受けないとなかなか改善しません。

 過眠症か単なる寝不足による眠気かの見分け方は、2週間以上にわたって規則正しい生活をしていて、最低でも毎日6時間以上の睡眠を取っている状態で、好きなことをしているときでさえ寝落ちしてしまうほどの強い眠気を感じるかどうかです。

 休日に外出したり、体を動かしたり、友達と談笑したりするときに眠気を感じないのなら、過眠症ではなく、寝不足の可能性が高いです。