集客力を強化したいドラッグストアではすでに飲料や加工食品は当たり前となっており、日配食品や生鮮食品を増やすところも増えている。

 コンビニ商品、とくに弁当や総菜はのどから手が出るほど欲しい商品に違いない。セコマとウエルシアの提携はそれを証明している。

100円ショップにも
コンビニ自販機!?

 ドラッグストアばかりでなく、ホームセンターや100円ショップなど小売りの業態で、自販機を置くことも考えられる。まさに自販機を軸にした「小売りのコンビニ系列化」が進む可能性も否定できないのだ。

 おそらく、運営コストのかからない自販機ならば、それほど1日あたりの売上高がなくても、設置は可能と見られる。

 小売りの店舗やオフィスビル需要だけでなく、大規模マンションの上層階やビジネスホテル、さらに駅構内など、正規のコンビニ店が出店できない、隙間であるマイクロマーケットはまだまだ多い。

 しかもセブンは自販機を設置している近くの店舗が運営・管理するという形態だが、自販機ゆえに遠隔や一括した管理も可能。在庫の状況や売れた商品の数量の把握などをすれば効率も高まる。

 店舗数の増加に伴って、系列を超えてコンビニ自販機は増殖し新市場を切り開いていくのか。それとも、ただの隙間を補完するチャネル(販路)にしかならないのか。コンビニ本部の知恵の絞りどころであろう。