2017年8月にはレヴォーグとWRX S4において「アイサイト ツーリングアシスト」となった最新版へと進化している。

 このアイサイトは元々自動アクセルと自動ブレーキを協調制御して、前走車との車間と速度をキープしてくれる機能を持っているが、アイサイト ツーリングアシストは従来の追従システムをより進化させ、レーンキープ機能や0km/hからでも自動ハンドルで前走車へついていく機能を拡充、高速道路上の全車速で自動制御を行って運転をアシストしてくれる。

 あくまでも完全自動運転ではなく運転支援技術であり、運転はドライバーがしっかり行わないといけないし、アイサイトの操作も高速道路などでの使用を想定している。

アイサイトをより進化させるために
美深試験場を改修

 そのアイサイトをより進化させるためには、より“現実の世界”を想定したテストコースが必要となることは容易に想像できることだ。

Photo:SUBARU

 そこでスバルは、わざわざ約30億円もかけて、北海道美深町にある美深試験場を改修することにしたのだ。

 この美深試験場は寒冷地や雪上試験を目的に開設された試験場であり、開設は1995年だという。それまでは美深町内の一般道を借用して試験を行っていたというから驚きだ。

 1995年に試験場として開設されてからは順調に開発とともに試験場の設備を拡充、氷結路や高速周回路なども整備された。そして22年経ち、この試験場の開設当初はなかったアイサイトという技術を進化させるため、大きく改修されることとなった。