そう。血流を変化させるとき、心臓の負担を軽くするためには、迷走神経と舌咽神経の連係プレーが必要なのです。

◎下からのぞいた頭蓋骨)
下からのぞいた頭蓋骨

 舌咽神経と迷走神経が締めつけられると、心拍をスムーズにするためのコントロールを行ないにくくなり、いきなりが動悸起きてしまうのです。

ダメージをおさえ、
恐怖感だけをあたえるゆがみ

 不整脈も、「チャンスを気づかせるためのギックリ腰」と同様に、心臓や血管そのものの組織を変化させず、症状だけをつくり出すゆがみです。つまり、からだのダメージを最小限におさえ、明日死んでしまうかもしれないという恐怖だけを感じさせるのです。

 からだが、不整脈をつくり出す理由。それは、最後の最後にもういちど、自分の進む道をじっくり考える時間をつくるためなのかもしれません。

 「人生の大きな分岐点では、どの感情よりも『やる気が出ない』という感情が必要になることがある」。だから無理にやる気を出す必要はないのです。いま、自然に感じたその感情がいちばん必要な感情なのです。

 これさえ知っていれば、ギックリ腰や不整脈は必要のない症状であるともいえるのです。

 この世に感じてはいけない感情などありません。そして、感じなくてはならない感情もないのです。

 恋をするのは、とても尊い、ステキなことですよね。でも、人を恋する気持ちは、いまからこの人好きになろうと決めて感じられるものではありません。

 「やる気が出ない」も、決して例外ではないと思うのです。