ほぼ日手帳、モレスキン、トラベラーズノートも
リフィルでカスタマイズ
今まで紹介してきたのは、主にシステム手帳用の自作リフィルでしたが、ネット上には他の手帳用にも各種の自作リフィルが公開されています。この種のリフィルで有名なのは、「超」整理手帳の公式サイトでしょう。これはA4用紙にプリントして四つ折り。カンガルーホルダーにセットして使うものです。
ほぼ日手帳に貼って使うカレンダー人気の、ほぼ日手帳やモレスキン、トラベラーズノート用にも自作リフィルがたくさんあります。それぞれの手帳用にピッタリのサイズで作られているので、とてもきれいに仕上がります。
ほぼ日手帳用のリフィルとしては、ブログ「428Clover.com」のものがあります。ここには、タスクリストや重要度・緊急度マトリクス、習慣化チェックシートなど、ほぼ日手帳本体にはない種類の記入フォーマットがあります。
これであなたのほぼ日手帳が、他の人とはひと味もふた味も違ったものになることは間違いありません。また、ほぼ日手帳はA6サイズ(文庫版)です。A6サイズの手帳ならば、応用できるはずです。とくに「おこづかい管理シート」が手帳に貼ってあると意外と便利かもしれません。ダウンロードは無料です。プリントして加工するだけなので、A6サイズの手帳の方はぜひやってみてください。
モレスキン用の自作リフィルサイトとしては、モレスキン社自身が提供している「MSK」が有名です。テキストや画像を挿入したり、罫線を引いたりしてモレスキンに貼ることのできるPDFファイルを作成するサービスです。
また、WEBサイトそのものを引用して貼り込むこともできます。これはプレーンなタイプのモレスキンに貼って利用できます。さらに、カレンダーを提供しているサイトもあります。たとえば、ブログ「OZPAの表4(序)」のこのエントリーでは、カレンダーのPDFファイルが提供されています。
また、「ウェブスタジオアラクネ」では、PDF形式でカレンダーを配布しています。ここにある卓上サイズのカレンダーはモレスキンのポケットサイズに貼るのにちょうど良さそうです。カレンダーのタイプも日曜始まり、月曜始まりが選べるようになっています。シンプルなカレンダーを貼り付けたい方には最適です。
「Sciral」は海外のサイトですが、指定した任意の年のカレンダーを、PDFファイルとして生成してくれるサイトです。サイズは、USLetter とA4サイズから選ぶことができます。とくにA4は、ラージサイズに三つ折りに貼り付けて使うのに便利です。こちらも始まりの曜日が日曜日か月曜日かを選ぶことができます。いずれのサイトも、常に最新版が提供されているかどうかはわかりません。また、この種のサイトは今後も登場してくる可能性があります。使いたいと思ったときに、「モレスキン」「自作リフィル」「2012」などのキーワードで検索してみましょう。
旅行をコンセプトとしたトラベラーズノートには、公式サイト「トラベラーズノートと仲間たち」があり、ダウンロード用リフィルが提供されています。カレンダーや六曜一覧といった手帳のメインコンテンツに加え、世界地図や時差表、度量衡、各国情報(公用語、通貨、首都、時差)などのリフィルが、レギュラーサイズ、パスポートサイズのそれぞれに提供されています(※パスポートサイズは一部のものもあり)。
公式以外にも、リフィルは多数提供されています。たとえば、手帳用スタンプの通販サイト「OSANPO SHOPPING」には、各種手帳用のリフィルがPDFファイルとして提供されており、トラベラーズノート用もあります。
また、これらのリフィルは、他の手帳にも利用できます。同じデザインフィルの「プロフェッショナルダイアリー」や、「能率ダイアリーリスティ」(日本能率協会マネジメントセンター)は、いずれもA5スリムと呼ばれるサイズです。トラベラーズノート(レギュラーサイズ)用のリフィルが応用できるはずです。
専用の記入欄や便覧、カレンダーがなくても、これらのリフィルをダウンロードしてカット、貼り付ければマイ手帳はかなり便利になります。