手帳シーズン真っただ中。毎年自分にぴったりの手帳を探して悩む人も多いはず。デジタル全盛期でもアナログ手帳はますます人気だが、そこで知っておきたいのが、自分に合わせる「マイ手帳」の作り方。どんな手帳も自分仕様にカスタマイズして「最強のサポートツール」にする方法を連続5回の連載で紹介。第2回はメモ帳の増設法。
市販のノートを挟んでメモ欄を増やす
文房具好きの間ではノートカバーが流行しています。ノートカバーはノートよりも一回り大きく作られたカバーで、内側に2冊のノートを収納できます。ポケットやスリットなどもあり、ペンやカードなども収納できます。このノートカバーのようなスタイルを、手持ちの手帳でやってみましょう。
ポイントは2つあります。まず手帳側ですが、付属のカバーを使います。内側にノートが差し込めるような構造になっていれば、ここにノートを差し込みます。次にノート側です。これはサイズと厚みをチェックしましょう。サイズはカバーの内側に収まるものを選び、極力薄いノートにします。背のあるような分厚いノートだと、厚みが邪魔して手帳のページに記入しにくくなるからです。
手帳カバーの内側に組み合わせるのに便利なノートは各社から発売されています。たとえば、ライフの「バーミリオン」シリーズは、A6、B6のそれぞれのサイズに方眼、横罫タイプが揃っています。A5やB5なら、ツバメノートの「クリームノート」があります。A6だともっと豊富です。クリームノートにもA6がありますが、ほとんどの文庫サイズの手帳に挟むことができます。
もう少し小さなサイズだと、ハンディピック(ダイゴー)の大・小各種リフィルノートが利用できるはずです。ダイゴー以外に、レイメイ藤井、ライフ、伊東屋オリジナルといったメーカーから互換サイズの手帳、ノート(メモ帳)が発売されています。
ちなみに私が利用している能率手帳クレスト1は、ハンディピックのビッグサイズのリフィルノートがピッタリ収まります。各種アクセサリーも利用できます。また、トラベラーズノート(デザインフィル)のレギュラーサイズの無地や横罫のリフィルノートは、能率ダイアリーリスティ(日本能率協会マネジメントセンター)やプロフェッショナルダイアリー(デザインフィル)とサイズが共通しており、挟み込むことができます。ノートは使い終わったら別のノートに差し替えられるので、メモページの少ない手帳でも多くのメモをとることができます。