すっぴん好きは
日本の男性特有の“文化”

 そもそも、なぜ男性は女性のすっぴんが好きなのだろうか?

「世の男性の全てが、女性のすっぴんを好むわけではありません。すっぴん好きは、とくに日本男性に特有の嗜好といえるでしょう」と語るのは、化粧心理学者の平松隆円氏だ。

「諸外国では、化粧はおろか整形にすら寛容な国が多い一方で、日本ではまだまだ賛否があります。これには、日本人が“天然モノ”を愛するという、文化的な背景が存在しているといえます。日本食のお刺身を例にすれば、天然ものと養殖ものに対する評価は大きく変わりますよね」(平松氏)

 天然モノの刺し身は、身が締まり、臭みがない。高級料亭などでは、その素材の味を生かすため余計な味つけは不要と考えられている。自然のままであることが、そのまま高い価値となるのだ。

 残念ながら「NATURALIA」のメニューに刺身はないが、代表の小川さんも「東京の街を歩く女性を見ていると、そんなに濃いメイクをしなくてもいいのにな、もったいないなと感じることが多いんです。もちろん、時と場所によって最低限のマナーとしてのメイクは必要ですが、女性には、もっと自身の素材の美しさを生かしてほしいなと感じているんです」と話す。

 言わずもがな、小川さんもすっぴんの女性を好む日本人男性の1人なのだ。

 すっぴんの美しい女性と、天然モノの刺し身を食べる…これが、日本男性の理想なのかもしれない。