メッセージの具体的な受け取り方とは?
では、実際にどんな形でご神仏の声を受け取るのでしょうか。
それは、
「ふだんから目にしているもの」
「聞こえてくる声や音」
に注意を向けてください。
■電車や町中、職場などで偶然聞こえてきた音や会話、人からかけられた言葉、店内で聞こえてきた音楽
■テレビや雑誌、インターネットで目にした映像や情報
■街頭のポスターや広告にあった言葉
■書店で気になった本や雑誌
あなたは、「何気なく見たり聞いたりした」「たまたま知った」と思っているかもしれません。
でも、それらは「偶然」目に止まったり、耳に入ってきたりしたわけではないのです。
通りすがりに聞こえる印象的な会話や、ふと目にした言葉などは、まさにご神仏があなたに知ってほしかったものです。
それで、否応なく気づくようなシチュエーションを用意し、日常にあふれているたくさんの情報の中から、わざわざあなたの心にとまるように特別に届けているものなのです。
ご神仏のアプローチは「個別対応」です。その人の性格や考え方に合わせて、ぴったりの出来事を起こしたり、人を遣わしてくれたりします。
たとえば、言葉で優しく諭されたほうが受け入れやすい人には、その人が信頼する誰かが「もっと自分を好きになったほうがいいよ」というアドバイスをくれる場合もあります。
ショッキングなことが起きないと気づけない人には、大失恋という大きな試練が与えられ、それを「なぜだろう」と考えることにより、他人ではなくまず自分を愛そうと気づくことができたというパターンもあります。
どんなパターンであれ、外からの出来事やアプローチを受け取っていくと、それがご神仏からの教えに変わっていきます。
自分では気づいていなくても、ご神仏はすべてお見通しなので、その人の問題を見抜いて、問題に気づけるようなサインをくれたり、変化が起こる方向へ道筋をつけてくれたりするのです。
それが、ご神仏の言葉の届け方であり、示し方、導き方です。