2月25日(現地時間)に、ZTEはスペイン・バルセロナで新製品発表会を開催し、「ZTE Blade V9」「ZTE Blade V9 Vita」の2モデルを発表。最上位モデルでも299ユーロと低価格ながら、18:9の縦長ディスプレーにデュアルカメラと、最近のトレンドをおさえたモデルに仕上がっている。

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18:9のアスペクト比で5.7型ディスプレーを搭載した「ZTE Blade V9」

ミドルクラスで縦長画面にデュアルカメラ
ファーウェイなどのライバルと真っ向対抗する内容の2台

 まずはZTE Blade V9。CPUにSDM450(1.8GHz、オクタコア)を採用。ディスプレーは5.7型で、解像度は1080×2160ドットと18:9の縦長タイプ。本体サイズは約70.6×151.4×7.5mm。上下のベゼルはやや幅があり、フレームレスとはいかないまでも十分グリップしやすい大きさだ。

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「ZTE Blade V9」と「ZTE Blade V9 Vita」を紹介するZTEモバイルデバイスのCEO、LIXIN CHENG氏

 本体背面はガラス素材で8層にもなるマルチレイヤーガラスで、ZTEはオーロラガラスと命名。見る角度よって色合いなどが変わる処理が施されており、高級感のあるデザインになっている。

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背面のガラスの光沢が美しい
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ガラスは8層にわたるマルチレイヤー方式

 カメラ機能は背面のメインカメラが1600万画素と500万画素を組み合わせたデュアルレンズ仕様。500万画素はメインの1600万画素側を補完する働きで、被写体深度などを計測するのに使われる。デュアルカメラということで、自然なボケを出せるだけでなく、撮影後にボケ具合をコントロールする機能も装備している。

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背面カメラはデュアル仕様で指紋認証センサーも背面にある
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デジタル的に絞りを調節して、ボケ具合をコントロール

 本体背面には指紋認証センサーを搭載。さらに顔認証でのロック解除にも対応しており、好きな方が利用できる。価格はメモリー3GB/内蔵ストレージ32GBのモデルが269ユーロ(約3万5000円)、メモリー4GB/内蔵ストレージ64GBのモデルが299ユーロ(約3万9000円)。発売時期はドイツとスペインの3月を皮切りに、ロシアとメキシコが4月、中国で5月を予定している。日本でのリリースについては特に情報はなかった。

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充電などに使用するUSBコネクターはmicroタイプ
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エッジが落とされており滑らかな仕上げ
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「ZTE Blade V9」の主なスペック
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「ZTE Blade V9」の欧州販売時価格

 続いてZTE Blade V9 Vitaは、ZTE Blade V9よりもさらに低価格のモデル。CPUはSDM435(1.4GHz、オクタコア)でメモリー2GB/内蔵ストレージ16GBと、メモリー3GB/内蔵ストレージ32GBの2モデルをラインアップしている。

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「ZTE Blade V9」よりも若干小さい「ZTE Blade V9 Vita」
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本体背面はスッキリとしたシンプルなデザイン

 ディスプレーサイズは5.45型と若干小さめだが、アスペクト比は18:9(720×1440ドット)とこちらも長辺が長いタイプ。本体背面の素材はメタルで、そのほか背面の指紋認証センサーや顔認証機能なども同じ。本体サイズは約68×146.8×7.6mmとかなりコンパクト。

 カメラは背面が1300万画素と200万画素の組み合わせで、ZTE Blade V9よりも解像度は落ちるがデュアルカメラ仕様なのは同じ。ポートレートモードやワイドアパーチャーといった機能も利用できる。メモリー2GB/内蔵ストレージ16GBのモデルが179ユーロ(約2万3000円)、メモリー3GB/内蔵ストレージが32GBのモデルが199ユーロ(約2万6000円)。

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デュアルカメラ仕様も画素数こそ劣るがシステムは「ZTE Blade V9」と同じ

 ZTE Blade V9とZTE Blade V9 Vitaどちらのモデルも、CPUやメモリー、内蔵ストレージといったスペックはミッドレンジからミッドローに位置し価格も安い。それでいて昨年ハイエンドモデルで定番だったアスペクト比18:9のディスプレーやデュアルカメラ、画面認証といった機能をキッチリとおさえている。

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SIMスロットはピンで押し出すトレー式。「ZTE Blade V9」と「ZTE Blade V9 Vita」どちらもデュアルSIM仕様だ
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「ZTE Blade V9 vita」の主なスペック
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「ZTE Blade V9 vita」の欧州販売時価格

 どちらのモデルも日本への投入は不明だが、ファーウェイの「HUAWEI nova lite 2」とコンセプトやスペックが似ているので、もし投入されればミッドレンジ市場を賑わせてくれそうだ。

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暗所で強いことをアピールするためか、ハンズオンコーナに証明がほとんどなく暗い状態で、端末を撮影しにくかったのが残念

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