1年以上かけてトランプ政権の関係者に取材し、暴露本『炎と怒り―トランプ政権の内幕』を出版したマイケル・ウォルフ氏は、「複数の情報筋が“トランプ氏は大統領職を続ける精神的能力に欠ける”と言った」と主張している。
しかもホワイトハウス内では、「大統領が職務遂行不能と判断されたら、副大統領が大統領職を引き継ぐ」とする憲法修正第25条が取り沙汰され、トランプ大統領の言動について、「25条とまではいかなくても奇妙だね」とか、「いよいよ25条の適用に近づいてきたぞ」などの会話が交わされているという。
実はホワイトハウス内だけでなく、議会でも最近、トランプ大統領の精神状態を懸念し、25条の適用を真剣に検討する動きが広がっている。