《A(原文)》
「カブトムシの体の大きさとか、ツノの形かな。体が大きかったり、ツノがかっこよかったりすると値段が高くなるんだよ」

 このセリフを、英語版で、翻訳者は次のように訳しました。
(英語が嫌いな人は、「horn」という単語があることだけに着目してください)

《B(人間の翻訳者による翻訳)》
“A beetle mostly comes down to the beetle’s size and the shape of its horn. The bigger it is and the better its horn look, the more expensive it is.”

 では、実際に《B》の英語の文章を、「X翻訳」と「Google翻訳」の両方で翻訳して、どちらがより《A》の原文に近い翻訳ができるのか検証してみることにしましょう。

《X翻訳の翻訳》
「かぶと虫は、たいていかぶと虫のサイズおよびその警笛の形に達する。それがであり、よりよく、その警笛注視がより大きくあるにつれて、それはより高価である」

 まず、「X翻訳」の翻訳は原文に程遠いばかりか、一部、翻訳できていない箇所もあります。「それがであり」という部分は私の脱字ではなく、X翻訳の結果です。
 ただし、ここで注意して欲しいのは次の点です。

 カブトムシの「ツノ」(horn)を「警笛」と翻訳している。

 では、次ページで、今度はGoogle翻訳による翻訳を見てみましょう。