雷の三碧らしく飛竜のように
かけあがっていく20代

 高校を卒業してプロテニスプレーヤーになった伊達さん。
 その快進撃は、まさしく天に登る竜そのものです。
 雷の三碧の特性は、未来を目指して向上していく上昇志向で、やる気しだいで自分の能力を開発・発展させていくタイプです。

 伊達さんは世界の強豪にもまれながら、その才能を磨いて行き、ついには世界トップレベルまで登って行ったのです。

 ここで伊達さんの活躍ぶりをふりかえってみましょう。

 1989年にプロ転向し、「サントリー・ジャパン・オープン」でWTAツアーにデビュー(準々決勝進出)。

 1990年には全豪オープンで初の4回戦進出。

 1991年には「バージニア・スリムズ・オブ・ロサンゼルス」大会準優勝(準決勝で当時世界ランキング3位のガブリエラ・サバティーニを撃破、決勝では当時の女王モニカ・セレシュと対戦)。全日本テニス選手権(女子シングルス初優勝)。

 1992年には「全日本テニス選手権」に優勝(2連覇)、WTAアワードの「最も上達した選手賞」(Most Improved Player of the Year)に選出。

 1993年には、全米オープン(初の4大大会ベスト8進出)。

 1994年には全米オープンで2年連続ベスト8入り。

 現役を引退した1996年には「トーシバ・クラシック(米・サンディエゴ)」で優勝しました。

 このように、あっという間に世界のトップ10入りし、世界4位まで上りつめました。女王グラフを破ったときは日本中が沸き立ちましたよね。
 まるで飛竜がごとくの躍進ぶりです。

 雷の三碧は若くして結果を残し、成熟しやすい9code(ナインコード)でありますから、彼女の躍進は、まさに雷の三碧の人生らしいとも言えましょう。