一流の男はやっている「ファッション3原則」 元GUCCI店長に聞くシャツだけでなく、スーツなどもサイズがピッタリのものを選びたい(※イメージ写真)

 一流の男たちの「ファッション3原則」をご存じですか? GUCCIの販売スタッフとしてVIP客や有名人の担当となり、成功を引き寄せる一流の男たちを数多く接客してきた横田真由子さん。その経験を女性ならではの視点で記した、『一流の男はなぜハンカチを2枚持つのか――元GUCCI店長が明かす、成功する男の“美しい”習慣』でも明かした、一流の男たちの流儀を紹介します。

 一流のお客さまには、「これはNG」ということに共通点がありました。「これは野暮である」ということをよく知っていらっしゃるからこそ、自分との約束を守るという美意識があり、軸がぶれないのでしょう。そんな一流のお客さまの流儀には、一流になれるヒントがあるのではないでしょうか。一流の男の「ファッション3原則」を紹介していきます。

(1)ブランドロゴにこだわらない

 ことさらロゴの目立つものを身につけると、自分自身よりロゴの方が目立ってしまいます。「◯◯を着ていた人」という印象しか残らないことも多いのです。

 一流のお客様は目が肥えていますので、ブランドにこだわらず、上質なもの、自分に似合うものを見つけることがお上手でした。

 また、処分するときも、ロゴを手で隠してみて判断することをお勧めします。「ブランド品だから」という理由だけで、くたびれてきても捨てられないことが多いのです。

 ヨレヨレのブランド品のTシャツを何年も着るより、真新しいファストファッションのTシャツを着る方が、清潔感が出ます。

 本当に良いものを見極めるには、先入観を無くすことです。

 一流の人は、物や人に対して、先入観や固定観念、思い込みを持っていないのです。