シャネルの生き方が反映した
永遠の愛されブランド
こうしたココ・シャネルの足跡を見ていくと、彼女の考え方や価値観がシャネルのブランドにそのまま反映されてきたことがわかります。
“シャネル”というブランドが、今世に残るブランドとして今もなお愛され続けているのは、ココ・シャネルが思い描いてきた自由で開放的なスタイルの“女性の生き方”が、“シャネル・スタイル”として息づいているからだとわかります。
時代の流行は変わっても核となる“スタイル”は変わらない。
そこに共感を見出す人たちがいる。
情熱の火の九紫、ココ・シャネルの人生は、このシャネル・スタイルを創造した人生でもあったのです。
最後に、心に深く刺さるシャネルの名言があります。
あなたのこれからの生き方につながるかもしれません。
「二十歳の顔は自然がくれたもの。三十歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。五十歳の顔には、あなた自身の価値があらわれる」
(『ココ・シャネルという生き方』山口路子著)
人の見た目は変わっていくけれども、それはあなたの人生が変えていく。
あなたの人生があなたのスタイルだからこそ、しっかり生きていきなさい。
彼女はそんなふうに言っているような気がします。
本当に、尊敬すべき、素晴らしい「火の九紫」らしい彼女の生き方、感性です。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。