仕事は3分で終わらせる――仕事圧縮は誰でもできることです。何のために圧縮をしなければいけないのか、理解できていない人が多いです。日本ではプレミアムフライデーがあっても、帰る理由がないから帰らないんです。

 仕事以外のこともやりこなし人生を謳歌している人と、仕事に追われる人の大きな違いは、自分がやりたいことを一日のやるべきこととして、スケジュール管理しやりこなしているかどうかです。

 マイクロソフトの働き方改革でもいちばん大切だったことが、「なんのために仕事の生産性を上げるか」「インパクトを高める働き方に変えられるか」ということでした。

 仕事圧縮の必要性を実感し、本気で仕事を圧縮するように意識を変えることができれば、仕事は必ず圧縮できます。仕事のスピードと質を向上させることができるのです。

 拙著『すべての仕事を3分で終わらせる 外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術』では、この仕事圧縮への意識変革、そして、具体的なステップやノウハウを紹介しています。

 働き方改革が注目される今だからこそ、一人でも多くの方に、海外で活躍するプロフェッショナルの仕事と人生への気概、仕事圧縮術のノウハウをご理解いただければと思います。

「すべての仕事を3分で終わらせる」と強い意思で取り組むことで、仕事そしてその後のキャリアを大きく変えることができるはずです。

(書き手=編集部・武井康一郎)