安全装備が一段と充実
内外装の一部意匠を変更
改良改善が進む最新のアウトバックは前進時に加えて、後退時も“ぶつからない”技術を搭載。いっそう安全性を高めた。本革シート標準の上級グレードに試乗した。
SUBARUの最上級クロスオーバー、レガシィ・アウトバックがマイナーチェンジした。最近のSUBARUは、毎年モデル改良を行い、商品力を向上させている。2014年10月に登場した現行型は、15年9月、16年9月に安全装備を改良。3回目となる今回は、安全装備をはじめ、パワートレーンと足回りを変更し、内外装の一部意匠を変更した。アウトバックの上級グレード、リミテッドに試乗した。
安全装備は一段と充実し、アイサイトver3の機能に、新たに後退時自動ブレーキシステムを追加。全車速追従機能付きクルーズコントロールの作動速度域を0~120km/hに拡大したほか、アイサイトセイフティプラスとしてフロントとサイドビューモニター、アダプティブドライビングビーム、ステアリング連動ヘッドライトを標準装備した。もともとアウトバックの安全装備はハイレベルだったが、最新モデルは前進時に加え、後退時にも“ぶつからない技術”を導入。夜間走行時、ライトが照らし出す視界が一段とクリアになるなど、安心感はさらに向上した。安全装備は、クルマ選びの必須チェック項目である。アウトバックの充実ぶりは目を引く。