いつもの冷蔵庫の食材が簡単!贅沢レシピに大変身!もう献立に迷わない!
5/21にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で、大きな話題と感動を呼んだ「伝説の家政婦」志麻さん。「プロフェッショナル仕事の流儀」は、内村航平、本田圭佑など、名だたる有名人をおさえて今年度最高視聴率を獲得。8月5日には「NHK WORLD TV」で全世界に英語で放送されることが決定。処女作『志麻さんのプレミアムな作りおき』は、第12刷を突破した。
ふだんお家で食べたことのない「タンドリーチキン」、「農家の野菜スープ」、「ラタトゥイユ」、「豚肉のビール煮」、「お米のニース風サラダ」、「ローストビーフ」、「アッシ・パルマンティエ」、「ハヤシライス」、「メンチカツ」、「チョコレートムース」など、フランス家庭料理から、和洋中、エスニック、おやつまで秘伝のレシピが多数収録され、ふだん料理をしない人でも、手早く簡単に作れてしまうというから驚きだ。
冷蔵庫にあるふつうの食材が、なぜ、ワンランク上の「簡単!贅沢レシピ」に変身するのか? これさえ覚えておけば、平日多忙なお父さんお母さんも、尊敬の眼差しを浴びるかもしれない。
今回は、志麻さんを最もよく知るユーザーのひとりである、「NPO法人 地域で育つ元気な子 ライト学童保育クラブ」代表(理事長)で『プロフェッショナル仕事の流儀』にも登場した押切道子氏に、前回に続き、志麻さんの魅力を存分に語ってもらおう。
(撮影:新居明子、構成:寺田庸二)

志麻さんのベストレシピはこれ

編集:「古くから志麻さんを知る押切さんに聞きたい。ズバリ志麻さんレシピで感動したナンバーワンはなんですか?」
押切:「キャロット・ラペです」

門前仲町の学童保育代表が「伝説の家政婦」志麻さんで一番感動したレシピとは?

編集:「意外ですね。もっと肉とか魚とか出てくるのかと思ってました」

押切:「確か、この本、『志麻さんのプレミアムな作りおき』にもありましたよね」
編集:「はい。90ページに」
押切:「1種類だけじゃなくて、4種類あるのが嬉しかった
編集:「というのは?」
押切:「私、無類のアジア料理好きなんです。特に、タイ料理とベトナム料理。4種の中に、基本のフランス風の他に、タイ風、ナムル、モロッコ風とあるじゃないですか。毎日食べても飽きない。マンネリ化しないっていいですよね」
編集:「確かに。毎日食べても飽きない、は志麻さんのキーワードですよね。キャロット・ラペってなんで人気があるだろう? どのお客さんにも人気レシピで必ずあがります」
押切:「わかります。一見、なんの変哲もないけど美味しい。にんじん一つあれば、各国の風が家庭に吹いてくる。忙しい時も、キャロット・ラペがあれば見た目も心も少し華やぐ。今やわが家に欠かせないレシピです」