羽田空港で報道陣に対応する日大アメリカンフットボール部内田正人監督
内田正人監督は辞意を表明したが、問題の核心部分に関して疑惑は深まるばかりだ 写真:日刊スポーツ/アフロ

 スポーツの枠を超え、社会を揺るがす事件となってしまったのが、大学アメリカンフットボール、日本大学と関西学院大学の定期戦で日大側によって引き起こされた悪質タックル問題だ。

 試合から2週間経った19日、日大の責任者である内田正人監督は関学大に出向いて首脳陣や被害を受けた選手らに謝罪。その後、会見に応じ監督辞任を表明したが、問題のプレーを選手に命じたかについては「文書で回答する」と明らかにしなかった。また、大学での常務理事・人事部長という役職は「違う問題ですので」と続投に含みを持たせた。謝罪と監督辞任で責任を取ったように装いつつ問題の核心には触れず、本当に反省しているのかは疑問符がつく会見だった。

 問題となった危険なタックルについてはメディアで何度も映像が紹介され、それを見たほとんどすべての人が「ひど過ぎる」と糾弾。当ダイヤモンド・オンラインにも関学OBの竹井善昭氏が「卑劣なプレーは永久追放を」と怒りの文章を寄せている。まったく同感だが、もはやそれを繰り返して語る必要もないだろう。