仕事の質を高め、やり直しを防ぐダンドリ仕事術「自工程完結(JKK)」は、仕事だけでなく、料理、勉強、旅行、スポーツなど「段取り」があるもの全てに活用できる究極の思考法と言えます。なぜ、究極なのか? 仕事の基本をまったく知らない人でもわかる? 学園でおこる難題に巻き込まれる女子高生のストーリーを通じて、世界一やさしくダンドリ、フレームワークといった幅広く使える便利なトヨタの思考法やさしく解説する話題の新刊『誰でもストーリーでわかる!トヨタの思考法――知識ゼロから驚くほど合理的な「自工程完結」が身につく』から、そのエッセンスを一部抜粋して紹介します。

あみだくじで、あたった人を
1回で見つける方法は?

 思いつき、取りあえずでモノゴトを始めていませんか? 始める前に、「目的、目標を達成できる」明確なゴールを描いていますか?

 世の中が、「ハード」から「ソフト」へ、また、「モノ」から「コト」づくりの時代にシフトする中、「考え方」が勝負を決する時代です。

 今回は、やり直しを防ぎ、質の高い成果を得るために、自工程完結の6つのキーワード(1 目的、2 目標、3 最終的なアウトプット、4 手順、5 判断基準、6 必要なもの)のうち、「最終的なアウトプット」について楽しく学んでいきましょう。

 最終的なアウトプットとは、目標を達成するための手段のことです。重要な事は、取り組む前に最終的なアウトプットを考えておくことです。やみくもに“へたな鉄砲数打ちゃ当たる”でスタートしてもやり直しにつながってしまいます。

 では、ここで問題です!あみだくじで、あたった人はどうやって見つけますか?

“あたり(ゴール)”からたどることで、一発でわかりますよね。逆に、スタートからたどっては、“あたり”にたどりつくまで何度も たどる(=やり直す)ことになってしまいます。

 実際の仕事においても、苦労して調査や検討したにもかかわらず、結局、使われずムダに終わることはよくあります。

やり直しやムダをさけるためにも、最終的なアウトプットを明確にして、アウトプットから逆算して進めることが大切です。