不倫・浮気がバレて「もう二度としない」と謝っても、それで離婚されてしまう人と、丸く収めてしまう人とに分かれます。この結末の差は謝罪力にあります。不倫・浮気がバレた時に有効な謝罪方法なんてあるのでしょうか? じつは欧米で生まれ、発達したハリウッド流のインプロ(即興術)では即興の謝罪術、特に不倫・浮気がバレた際にも有効な謝罪方法は確立しているのです。このハリウッド流のインプロを解説した話題の書『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』の著者が、不倫・浮気がバレた際の謝罪方法を紹介します。
心からの謝罪は通じにくいので
「最悪の状況を回避する」を考えよう
最近、有名人の不倫が次々と週刊誌に暴かれていています。ところが同じ「不倫の発覚」でも、それをきっかけに離婚に至った人もれいば、パートナーとの関係にまったく傷が入らなかった人もいます。
この差はどこにあるのでしょうか? 原因は1つではないとしても、多くの不祥事発覚時の対応と同様に、「謝罪力」が大きく左右しているのは間違いありません。不倫・浮気がバレた有名人たちが、どのようにパートナーへ謝罪して円満解決に至ったのか、カップル間のやりとりの詳細は不明なので直接には参考にできません。ですが、実は欧米で生まれ、発達したハリウッド流のインプロ(即興術)では即興の謝罪術、特に不倫・浮気がバレた際にも有効な謝罪方法は確立しているので、その手法を身につければ、少なくとも最悪の結末は避けられそうです。
不倫や浮気がパートナーにバレた時、パートナーとの離婚や破局を望まない多くのケースでは実は心からの謝罪はしているはずです。
でも、自分としては「もう、二度としません!」と心を込めて謝罪をしたつもりでも、その気持がスムーズに相手に伝わるものではありません。やはり、不倫・浮気を一度でもした人が発する「もう、二度としません」という言葉は、素直に信用できるものではないのです。
では、こういう状況に陥った時、どういうコミュニケーションを取ればいいのでしょうか。実は、取れる手段としては「最悪の状況を回避する」という方法しかありません。当たり前ですが、「相手の地雷を極力踏まないようにする」くらいしか残された手段はないのです。