ネタにしていい「変化」は外見以外にも無限にある

 誤解してほしくないのは、ネタとなる相手の「変化」とは、外見的な変化だけではありません。本人に関することなら、どんな事でも「変化」は、会話に目的を与えるので多用してみましょう。例えば、「スマホ新しくしたんだね」とか「もう子どもが生まれてから1年くらいだっけ?1歳なら、そろそろ何か話し出す頃じゃない?」とか、相手の持ち物や、バックグラウンドを観察するだけで、話せる話題はいくらでも浮かぶはずです。

 ちなみに、もし初対面の人と話す場合は、『一般的な30代男性』と比べて、『目の前にいる30代男性』はどうか、という視点で違いを意識してみましょう。そうすれば、本人の変化に対する話題のように、会話のネタに困らず話が膨らむ可能性が高いと思います。

『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』では、そういった会話のテクニックが77個紹介されています。いくつかの、テクニックをマスターするだけで、相当会話に困らなくなるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。