海外での移動の不安、Uberはアプリで解消した

 恥ずかしながら、私は学生時代、初めて米国に一人旅をした際、奮発して予約した宿泊先の「Hilton Hotel」が通じず四苦八苦したことがある。これを思い出すと、今でも赤面する思いだが、Uberであれば、そのような思いをすることなく行き先に辿り着ける。

 Uberのスマホアプリがあれば、事前に目的地を容易に設定することが可能で、乗り込んだ時点で既にドライバーには行き先が伝わっているからである。

 しかも、行き先はスマホアプリ上の地図でピンがドロップされているため、それを表示することで文字どおりピンポイントで正確に指示することができるのである。

 しかし、他にもこんな心配があるかもしれない。

「ドライバーが悪質で遠回りされたりしないだろうか?」

 海外では女性旅行客がタクシーにさらわれるような犯罪も発生しているから、悪質さの度合いによっては命に関わる問題にもなりかねない。

 しかし、これもUberであれば心配無用だ。Uberでは他の客のドライバーに対する評価を事前にアプリ上でチェックすることができるから、あらかじめ評価の高いドライバーを呼べば良い。

 それでも遠回りして距離や時間を稼いだり、変な場所に連れて行ったりするようなドライバーがいないとは限らない。

 しかし、前述のとおり、行き先はスマホアプリの地図上にピンポイントで表示されているわけだから、逐次チェックすることが可能だ。それでも、心配は残る。

「チップはいくら渡せば良いのかな。お釣りの計算も面倒だし、小銭だとわからない」

 これも不安に思う必要はない。Uberなら事前に登録していたクレジットカードによる決済なので、チップ込みの運賃がカードに課金されて、事後に引き落とされるだけだ。クレジットカードをドライバーに渡す必要もなく、目的地についたら「サンキュー、ハヴァ・グッデイ」とでも言って下車すれば良いだけだ。

 もちろん、Uberを呼んで待っている間も、呼んだ車両がどこを走っているのかをリアルタイムで確認することができる。だから、呼んだクルマがいつ来るのか、とヤキモキすることからも解放されるのである。