いい女.botが言葉で紡ぐ「恋愛」のこと。男女の違いを知ることは、ゲームのルールを知ることと同じ

Twitterフォロワー数31万人超に熱烈に支持されているいい女.bot（@ionnnabot）が、恋愛をテーマに上梓した1冊『いい女.love　いい恋愛をするたったひとつの条件』が発売。発売を記念して、連載がスタート。いい女とは？　いい男とは？　同じシチュエーションにおける男女の行動は似て非なるもの。いい女、いい男の所作を真似して、男女のすれ違いを上手に解決してください。

人生をより楽しく幸せに、
そして人生をより深くしていく

　オーストリアの精神科医で心理学者のアルフレッド・アドラーは言いました。

「あらゆる悩みは人間関係から生じる」と。

　人間関係とは、家族や学校、職場、そして、恋人です。

　本書『いい女.love　いい恋愛をするたったひとつの条件』ではそんな人間関係の中の、特に男女の「恋愛」についてお伝えします。

　女性が感じる悩みを言葉にし、ツイッターで共感を得たリアルな知見をもって、実際に起こりうる小さな悩みを解決していく一冊です。

　いい女.bot（@ionnnabot）のフォロワーは現在約31万人。フォロワーさんに100人のフォロワーがいるとして、ひとり一回リツイートしたと換算すれば、3100万人の目に触れていることになります。

　botというかたちで公式アカウントになったのは、「いい女.bot」が日本で初めてで、認証バッジ（アカウント名の隣に青に白抜きのチェックマーク）も付いています。それで本物であることを証明できます。コピーやなりすましが多いからこそのシステムですね。

　私もインフルエンサーのひとりとして、ソフトバンクさんやロッテさんのPR広告や、ディズニーさんとのコラボ商品にも携わりました。

　そもそも私は、「どうすればいい女になれるんだろうか？」と考えながら、約6年間、言葉を紡いできました。だからきっと皆さんよりも少し多く、「どんな女がいい女なのか」を考える時間に費やしているはずです。

　そんないい女研究をしてきた私が思ういい女について本書で取り上げています。

　なかでも、皆さんが一番関心の高い恋愛のみをテーマにしています。

　恋愛において、上手くいく条件は、たったひとつです。それは、女性というパズルと、男性というパズルを上手くはめること。たったそれだけなのです。

　上手にパズルをはめるために、男女の生態を理解することが必要です。違いを知っていれば、上手に伝えることができるのです。男女の違いを知ることは、ゲームのルールを知ることと同じようなことなのです。

　かつて私は、人間の心理について勉強した時期がありました。

　たとえば、「女性は現実的、男性は理想的」という男女の差があります。そのため、女性は具体的に褒められたほうがよく、男性は理想の状態を褒められるほうがよいのです。

　女性は「クラスの中で一番可愛い」「チームの中で一番優しい」と、現実的に受け入れられる規模で比較されるほうが嬉しいですし、男性は「誰よりもカッコいい」「世界一頭いいよ！」と言われるほうが嬉しいのです。

　だからこそ、いい女は誰とも比べないで理想の彼を褒められるのです。そして、いい男は具体的にわかるように上手に比べてくれるというわけです。

　本書では、いい女いい男について、「こんなふうにいられたら男性にとってのいい女」、そして、「そんなふうにできたら女性にとってのいい男」という目線で書いています。

　ここで取り上げた話は、私のフォロワーさんが多く悩む問題でもあります。たくさんの相談を受けるなかでいただいた、リアルな質問がもとになっています。

　つまり、一般の女性がたくさん共感した問題のひとつと言えるでしょう。

　私は、小さなツイッターという世界だけで活動していますが、本書は、そんな女性の気持ちから共感を得ることだけを考えて、6年間動いてきた私がお伝えする、女性目線の恋愛本になります。男性の権威ある研究者が書く恋愛本ではないけれど、きっと鮮度のある女性の気持ちをお伝えできるはずです。

　人生をより楽しく幸せに、そして人生をより深くしていくうえで、恋愛は必要不可欠なもの。そして、「私には恋愛は必要ない！」なんて思っていても、突然恋に落ちることだってあるのです。

　付き合うってことは楽しいことばかりではありませんし、弱い自分に向き合うこと、とも言えるかもしれません。

　もしも恋愛で悩んだときに、解決のためのひとつの案として、この本を使ってみてください。今は悩みがないという人も、本棚の片隅に潜ませておいてみてください。いつか役立つときが来るはずです。

　本書は男性でも読める一冊になっています。彼女の気持ちがわからないとき、今、彼女はどんな感情なのか、紐解くためにご活用ください。

　そして、男性に対して「こうあってほしい」という女性目線でのいい男像にも触れています。男性が考えるいい男と、女性が考えるいい男は意外と乖離がありますが、皆さんならどう感じるでしょうか。

　この本は、恋愛ステージに合わせて、章を分けているので、恋愛中の人は自分の恋愛ステージに合った章から読むことをお勧めします。片想い中、あるいはこれからの人は恋愛する女性がどんなことに悩んだかを先に知っておいて、悩みを予防するためにも読んでみてください。

　いい恋愛関係、いい恋愛時間を過ごすために活用してくださいね。