なぜ今「昭和の男」と「平成の女」がモテているのか

黙ってついてこいの「昭和の男」と
男を誘導する「平成の女」がモテる

 もうすぐ「平成」も終わってしまいますが、「平成」と違い、「昭和」という時代は共通イメージを抱かせる時代だったような気がします。

 例えば、「昭和の男」といえば、高倉健さんのような「黙って俺についてこい」というイメージですし、「昭和の女」といえば、男性の後を三歩下がってついていくような女性を想起させます。

 それでは、今どきの「昭和の男」「昭和な女」はモテるのでしょうか。

 結婚相談所を運営している現場の実感から言えば、「昭和の男」はモテますが、残念ながら「昭和の女」はモテません。女性の場合は、「ついてこい」とは言わないまでも、男性をうまく誘導する方が圧倒的にモテます。これはいわば「平成の女」と呼ぶべきでしょうか。

 平成の女性は主導的です。とにかく「自分の思っていることを伝えるのが勝ち」だという価値観ですので、どんどん提案をします。