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エールフランスを始めとする欧州の航空会社は、今夏の日欧路線において増便を相次いで発表。背景には、訪日外国人需要の伸びがある。好調な日欧路線市場をめぐり、国内航空会社も巻き込んで、各航空会社の提携など新しい動きが進む。(『週刊ダイヤモンド』委嘱記者 森川幹人)

週40便まで増やすと
強気のエールフランス

「日本は依然として重要なマーケットだ。2018年度夏季のスケジュールでも、現在週35便運航している便数を、週40便まで増やす」

 エールフランスKLMグループのジャン・マルク・ジャナイヤック元CEOの答えは明確だった。最近になって、米国系航空会社による“ジャパンパッシング”が目立つが、そんなことは意に介することなく、日本市場の重要性を強調する回答だった。

 日本路線を増便する欧州系のエアラインは、エールフランスKLMグループに限らない。ルフトハンザグループもエアバスの新型機A350を導入したり、同グループであるオーストリア航空の成田─ウィーン路線を18年5月に再就航(16年9月に運休)させたりするなど、日本路線を強化。その他、フィンエアーやイベリア航空も、18年中の増便を予定している。