農学部卒・入社半年社員でも
プログラマーになれる
製造部のプログラマー、前出拓は、近畿大学農学部を卒業し、2017年4月に入社しました。
生産工学や機械工学とはまったく縁のない学生でした。
プログラミングを学んだのは、ヒルトップに入社してからです。
それでも、製造部に配属されてわずか2ヵ月でプログラマーとして自立しています。
「先輩から、『入社して3ヵ月もすれば、誰でもプログラムが組めるようになるよ』と言われていましたが、『絶対に、嘘だ』と思っていたんです。
でも、実際に先輩の言うとおりでした。
プログラマーとしてまだ2ヵ月ですが、すでにいろいろなユーザーさんの『1点もの』のプログラムを任せてもらっています。
農学部出身の僕でもプログラマーになれたのは『ヒルトップ・システム』のおかげです。
削りたい面の画面をタッチして刃物を選ぶだけなので、ゲーム感覚、パズル感覚で簡単にプログラムをつくれます。
従来の切削加工だと、切削速度、回転数、送り量といった条件がわからないと削れませんでしたが、『ヒルトップ・システム』なら、刃物を選択するだけでソフトが数値を決めてくれるので、私でも十分にものづくりができるのです」(前出)
今回、年間2000人の見学者が訪れる、鉄工所なのに鉄工所らしくない「HILLTOP」の本社屋や工場、社内の雰囲気を初めて公開しました。ピンクの本社屋、オレンジのエレベータ、カフェテリア風の社員食堂など、ほんの少し覗いてみたい方は、ぜひ第1回連載記事をご覧いただければと思います。