そのため、オークションで売ったり、専門の買い取り業者に持ち込んだりして、高く買い取ってもらう余裕はなくなりがち。だが、「生前整理」であれば、それができるのも大きなメリットだ。

 最後は、押し入れ。写真を見ても、布団以外に紙袋などありったけの不用品を詰め込んだ「倉庫」のようになってしまっていることが多い。

 必要な物、捨てる物を仕分けた後は、プラスチックなどのケースを幾つか用意しよう。

 そこに物を小分けにして入れておくことで、必要なときに取り出しやすい。

 押し入れの高さを使って、物を重ねるように置くことだけは、散らかる原因になるため、避けておきたい。

 片づけを進めていくと、台所から子どものときに使っていた弁当箱が出てきたり、押し入れから玩具が登場したりと、思い出の品がたくさん見つかるはずだ。

 「思い出心」に火が付いてしまい、あれもこれも持って帰って新たな不用品を生まないよう、持ち帰る分はこの袋に入るだけと、最初に決めておくとよい。

 親と上手にコミュニケーションをとりながら、今年のお盆休みこそは、実家の片づけに思い切って挑戦してみよう。