【新しい職場になじむ方法その2】
メンターを見つける

 会社の中での、明文化されていないしきたりやマナーは、社内の人に聞くしかない。そんなとき、世話好きで、人をかまいたがるような誰かをメンターとみなして、その人にいろいろ聞くといい。

 その会社独自の言い方、何がKYなのか、どんな文書の書き方が社内標準なのか、など。常識は会社ごとに違う。例えば、「私は」と書くところを「小職は」と書くのが社内の慣例だったりすることもある。

 聞かれたり、頼られたりすることがうれしい人はどの職場にも必ず1人か2人はいるものだ。上司に任命してもらうというのも手である。「社内でわからないことや、相談があるときはどなたにお聞きすればいいですか」と打診してみよう。

 分野別に自分の心の中で決めるのもいい。社内人脈についてはAさん。各種の手続きはBさん、上司対策はCさん、社内力学についてはDさんというふうに。

 社内にサッカー同好会など、自分の趣味と一致する同好会があるときは、そのメンバーと親しくして、社内のことを教わるのもいいだろう。

 もうひとつ、とても頼りになるのは「高校の先輩、後輩」である。大学の卒業生は人数が多すぎて、いまひとつ親しみが持てないかもしれないが、高校が同じという場合、特に地元を離れている場合などは、相手も(自分も)とても親近感を持ってくれるものである。大きな会社であれば、1人か2人くらいはいるものだ。今ならSNSなどを使って探すことも比較的容易だろう。

【新しい職場になじむ方法その3】
仕事の「前後」を把握する

 仕事がどのような流れで、どんなスケジュールで動いているのか、どの業務がクリティカルパスなのかを知る。例えば、ある工程で1日遅れてもどうにかなるのか、あるいはその作業が1日遅れれば、全体的にも1日遅れることになるのか、つまりは、「バッファー」なしの本当のスケジュールはどうなっているのか、などを調べる。

 また、会社の仕事の全体像をとらえ、ビジネスシステムを把握することも大切だ。自分の部署が会社の事業全体のなかでどこを担っているのか、自分の仕事の前後がどのような仕事なのかを理解することももちろん重要である。