
秋山進
スキャンダルでも「許される人」と「叩かれる人」の決定的な違い
ビジネスや政治、芸能の世界では、さまざまな不祥事が日々報じられているが、似たような問題行動であっても「猛烈に糾弾される人」と「なんとなく許されてしまう人」がいる。この「差」はいったい何に由来するのか。

「時間がなくて」「やる気なくて」部下に言い訳された管理職はラッキーである、意外だけど納得の理由
「言い訳するな」と切り捨てられることが多々ある。しかし、私たちはこの言葉のもとで何が失われているかをそろそろ見直すべき時期に来ているのではないか。

もし自分の息子や娘がフジテレビに内定し、「入社したい」と言ってきたら、あなたは賛成しますか?それとも反対しますか?リクルート事件を経験した著者が、フジテレビという企業を題材に、不祥事を起こした企業に入社することの是非を考えました。

質問上手な「優しい上司」が“沈黙するダメ組織”を作りかねないワケ
2020年にパワハラ防止法が施行されて以降、上司の威圧的な態度が減り、優しく丁寧に部下と接するようになった企業も多いでしょう。しかし、その「優しさ」は、組織にとって必ずしもいい効果ばかりではないはずです。

「ヒラメ上司」が消えて「風見鶏上司」が増加?パワハラ防止で企業が抱えるリスク
かつてのオフィスには、いわゆる「ヒラメ上司」が君臨していた。ヒラメの目が上向きについているように、上ばかりを見て出世を志向し、部下に対しては強権的な態度で臨む管理職である。でも今は周囲の空気や風向きに合わせて意見や態度を変える管理職が増えた。

「そうは問屋が卸さない」は古臭い!?「現代版」を真剣に考えてみた
先日、若い人から「なぜそんなに古めかしいことわざを使うんですか」と素朴な疑問をぶつけられた。「そうは問屋が卸さない」という言い回しのことだ。考えてみれば現代、「問屋」が圧倒的な力を持っているイメージは確かに薄い。現代の感覚に置き換えてみると、どんな言い回しが適切なのだろうか。

「ゴマすりしてるだけで出世する人」が絶滅しないワケ
「かわいがってもらう」と「ゴマすり」の違いはどこにあるのだろうか。また、ゴマすりはネガティブな行為として捉えられているにもかかわらず、いまだに「一定の効果」があるといえる。それには納得の理由があった。

そりゃ自信が沸くわ…誰でも職場で「不可欠な存在」になれる「超有名な経済学者」の考え方とは?
4月になりました。転職や異動により、新しい職場で働き始めた人もいるでしょう。初めての職場では、周りの人が優秀に見えて、自分が活躍できるだろうかと不安になるかもしれません。そんなときに、ぜひ参考にしてほしい考え方があります。

不正の告発が上司にバレて左遷され…社員に絶対信用されない不祥事企業「3つの特徴」
企業の不祥事が起こるたびに、「どうして内部通報が活用されなかったのか?」という声が上がる。なぜ内部通報窓口があっても、機能しないのか。内部通報窓口が信頼されるためには、3つの条件がある。

そりゃ隠蔽するわ…「正直者がバカを見る」バッシング社会の病理
企業や組織では、いずれ重大な局面を迎えるとわかっていながら問題の先送りを続け、最終的に社会的信用を失うケースが多々見受けられる。なぜ問題が深刻化する前に解決の方向へとかじを切れないのだろうか、考えてみたい。

中居・フジテレビ問題でCM差し止め→「再開の条件」がジャニーズ問題より格段に厳しいワケ
会社内で問題が発生した際、その問題が個人の問題か、部門の問題か、あるいは会社の問題なのか、そのレベルを切り分けて考えることは非常に重要だ。今回は年始より話題となっているフジテレビの問題をこの観点から考えてみたい。

断られた→返信しない「メール1往復主義」の若手が増加中!タイパ重視の本末転倒《あのときの話題を再発見》
20代や30代の、意識が高く、仕事に真面目に取り組む人々の間で、1年から2年程度の短期間で転職する人が目立つようになってきている。しかし、この頻繁なキャリアチェンジは、良い結果につながるのだろうか。

日本企業で出世する人の傾向は、時代の要請に合わせて変化してきた。古くは「東大法学部卒」や「体育会系」が重宝されたが、今はどんな人が出世しやすいのか。またこれから企業に求められる人材の「意外な条件」とは。

失敗しても「出世する人」と「出世できない人」、“謝罪”を見れば一発でわかる決定的な違い
失敗によってキャリアに傷がつく人がいる一方、失敗が許容され出世していく人がいる。その差は、「失敗を弁明するスキル」にある。どんな違いがあるのか、考えてみよう。

会社の変革を妨げる「最もやっかいな人」の特徴とは?技術に詳しい社員こそ要注意なワケ
いよいよ本当に大変革期が来る。AIやロボティクスなどのテクノロジーは融合しながらその影響力を増幅させ、変化のスピードは指数関数的に加速していくといわれている。こうしたダイナミックな変革はどのように進むのか。過去を振り返ると、実は「意外な人物」が変革を妨げることがわかる。

LINEヤフーもオフィス回帰、「2024年の会社組織」に起きた5つの変化とは?
2024年も終わりを迎えようとしている。今年、会社組織においてどんなことが起きたのか、5つのトレンドを振り返っておこう。リモートワークの普及からの「オフィス回帰」、生成AI利用の推進など、さまざまな変化が見られた。

「なんで分かってくれないんだ…!」部下の不満が爆発しそうな低評価を、デキる上司はどう伝えるか
部下の評価をするのは上司の大事な仕事の一つだ。双方納得できればいいのだが、評価への不満が聞こえてくるケースも少なくない。特に厳しい評価を下す場合は、上司の伝え方が重要である。どのように伝えればいいのだろうか。

「感じがいいのに出世できない人」と「感じが悪いのに出世する人」の決定的な違い
印象が悪いのに出世する人は一定数いる。一方で、しっかり仕事ができて感じがいいにもかかわらず出世しない人もいる。この人たちが出世する・しない理由はどんなところにあるのだろうか。タイプ分けして考えてみた。

今すぐ辞めて!会社を腐らせる「消費期限切れ」経営者のキケンな特徴
経営者の引き際として適切なタイミングはいつなのか。体力、気力、知力の3つの側面から考えてみる。経営者としての「賞味期限」が切れるときに引退するのが理想だが、現実的には難しい。“消費期限切れ”でも居座る経営者も少なくないのだ。

「もうええでしょ!」会議で大きな声を出す人が、頭の中で考えていること
大ヒットしたNetflixのドラマ『地面師たち』では、ピエール瀧が扮する司法書士が「もうええでしょ!」と大声を出して議論を終わらせようとするシーンが話題になった。このように大きな声で自分の主張を通そうとする人は、職場にもいる。そうした人たちは、どんな意図で大きな声を出しているのだろうか。
