パリの親子3人
写真はイメージです Photo:PIXTA

株式会社ワーク・ライフバランスの創業メンバー大塚万紀子氏と、Nagata Global Partners代表パートナーでパリ第9大学非常勤講師も務める永田公彦氏の対談を全3回でお送りする。一人ひとりの働き方や生き方は、今後どう変わっていくのか?より充実したものにするには何が必要なのか?働く人(生活者)と働いてもらいたい人(経営者)、海外から見える日本人社会の文化という視点から意見が交わされた。第1回は、仕事の充足と生活の充足の関係性などについてお伝えする。

ワークライフバランスや働き方で
文化特性が見えてくる

大塚 普段、文化という視点からお話しする機会が少ないので今日は楽しみにしています。永田さんとは、いつも話が弾み時間を忘れてしまうので(笑)、今日は盛り上がりすぎないようにしますね!

永田 了解です(笑)。ところで僕は、日頃から、ワークライフバランスや働き方を、縦(歴史の変遷)と横(国際比較)から見ているのですが、そうすると各地域の人たちの文化特性が見えてきます。例えば、日本の長時間労働や低い有給休暇の消化率は、日本人社会に特に強く見られるいくつかの文化が深く関係しています。そのあたりは後でお話しするとして、とにかく今日は、企業、公的団体、学校など数多くの現場でワークライフバランスの充実に取り組まれてきた大塚さんが、現場の視点でこの文化をどう捉えられてらっしゃるのか?これを伺えるのを楽しみにしています。

大塚 ユニークな視点で楽しみです!永田さんがおっしゃる文化というのは、そもそもどういうものですか?