平等にチャンスが与えられる
「安全な島」へ

優秀な女性が「年齢制限」で引っかからない働き方<br />和田裕美(わだ・ひろみ)京都生まれ。作家 株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。
累計200万部超の著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)など多数。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。
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ここ数年で企業の「女性の活躍」に関する意識はかなり変わってきたと感じる一方で、世間一般的には、年齢が若いほど有利という風潮がないとは言い切れないように思います。

わたしは派遣会社の役員をしていますが、
企業が欲しがる年齢は、30代前半まで

最近は人手不足なので、「ここは妥協して40代までなら…」という企業も少なくないようです。

もちろん年齢を重ねた女性を歓迎する仕事はたくさんあって、特に介護、清掃などはいつでも優秀な人材を求めています。

ただし、それもアラフォー、アラフィフまでというケースも…。それ以降の人は、仕事探しに大なり小なり苦労するのが、悲しいことに、今の現実です。

かくいうわたしも、年齢的には他人事ではありません。

ですが、わたしはもはや年齢でどうこういわれるようなことのない、「安全な島」にいるという自信があり、実はぜんぜん大丈夫なんです。

なぜって?
年齢は「関係ない」仕事をしているからです。
セールスという名の「安全な島」にいるからです。

ではなぜ、セールスの仕事は、年齢が関係ないのでしょうか?

理由はいたってシンプルです。
営業の世界は「チャンスは平等」だから。

年齢、性別、学歴なども関係ありません。
どんな人も、同じ市場、同じ商品でスタートできるのです。

そして、その人のがんばりに応じて、お給料が支払われます。
だから「結果は平等ではない」それがセールスです。